アジア選手権6日目 桃田選手、完全復活!!

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火曜日から行われているアジア選手権。
6日目は各種目の決勝が行われました。

桃田選手は決勝でチェン・ロン選手と対戦。リオ五輪金メダリストとの対決になりました。今までの戦績は4戦全敗。しかしながら久しぶりの対戦ということでどうなるかはあまり予測が出来ませんでした。実際の試合では第1ゲーム、第2ゲーム共に桃田選手が先行し、そのまま逆転を許さずに逃げ切りを果たしました。スマッシュの精度や威力と以前よりも上がっていたのではないでしょうか?トリックプレーも見せてくれ、ただ強いだけではないことも証明してくれています。日本史上最強のスター選手が誕生しましたね!!

男子ダブルスは嘉村園田ペアが前年チャンピオンのリ・ジュンフィ、リュー・ユーチェンペアと対戦。ゲームごとに極端な展開を見せました。第1ゲームは嘉村園田ペアが持ち前の高速展開で一気に片を付けました。対して第2ゲーム、ファイナルゲームは中国の二人が一気に得点。そのまま優勝し、2連覇を飾りました。残念ながら優勝には至らなかった嘉村園田ペアでしたが、最近の不調から回復してきていることを如実に示してくれました。トマス杯や今後のワールドツアーでは心配することはなさそうです。

女子ダブルスは一昨年と同様に日本人対決となりました。
一方は3連覇を狙っていたタカマツペア、もう一方は近年実力を伸ばしている福島廣田ペア。どちらも堅実な守備でかなりの長期戦になりました。最後はタカマツペアのチャレンジミスで試合終了。福島廣田ペアが優勝しました。松友選手のミスが普段より多かったような印象を受けましたが、ユーバー杯までに調子を合わせてきて欲しいですね。

ミックスダブルスは中国のワン・イルユ、ファン・ドンピンペア対インドネシアのナッチル・アーマドペアの対戦。ナッチル・アーマドペアにとっては準々決勝から続く対中国の3戦目でした。試合前半はどちらも非常にいい勝負を繰り広げており、前衛の至近距離での勝負、後衛のコートカバーやスマッシュなど、どちらも差はなく試合が進んでいました。
しかし、やはり年齢の問題もあり、スタミナの勝負では流石に不利だったのか、後半はナッチル・アーマドペアは少しずつミスが増えてきました。ベテランらしいいいプレーもあったのですが、あと僅かの所で中国の二人には及びませんでした。

女子シングルスは前年チャンピオンのタイ・ツーイン選手と地元中国のチェン・ユーフェイ選手の対決。得点的には21-19、22-20でタイ・ツーイン選手が接戦を制しましたが、タイ・ツーイン選手が持ち前のテクニックでチェン・ユーフェイ選手を翻弄していたような印象でした。これにより、タイ・ツーイン選手は男子ダブルスに続く2連覇を達成、来週には世界ランク1位に復帰できるのではないかと予想されます。

試合結果はこちら

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