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水曜日から行われているインドネシアオープン。
5日目は各種目の決勝が行われました。
現在、日本勢は4人(組)が勝ち残っています。

永原松本ペアは世界チャンピオ、中国のチェン・チンチェン、ジア・イーファンペアと対戦。世界ランク1位でもあるこのペアに対して日本の二人がどう戦うか注目でした。この試合は、永原松本ペアが強力な攻撃を続け、パワーで中国の二人を圧倒しました。結果はストレートで永原松本ペアの勝利。決勝進出を果たしました。決勝では昨年の世界選手権銀メダリスト、福島廣田ペアと対戦します。

準決勝最後の試合には桃田賢斗選手が登場。レジェンド、リー・チョンウェイ選手と対戦しました。第1ゲーム前半は大きく点差を付けられる展開になりましたが、後半じわじわと差を詰め、23-21で第1ゲームを奪いました。第2ゲームはチョンウェイ選手の体力が切れたためか、レシーブを満足に行えなくなっていました。桃田選手はそこを見逃さずに猛攻を仕掛け、21-12で勝利を手にしました。これで先週に引き続き決勝進出を果たしました。明日の決勝はジュニア時代からのライバル、ヴィクター・アクセルセン選手と対戦します。

海外勢は大会史上初の快挙を達成した選手が現れました。
リオ五輪銀メダリストのチャン・ペンソン、ゴー・リューインペアは中国のチェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペアと対戦。試合はまさに実力伯仲の様相で、第2ゲームの後半まで大きな点差のつかない展開になりました。結果は21-18 21-16でチャン・ゴーペアの勝利。この勝利で、このペアはマレーシア勢史上初の今大会決勝進出を果たしました。明日は地元の大スター、リオ五輪金メダリストのナッチル・アーマドペアと対戦します。リオ五輪決勝の再現になるこの試合の行方に注目です！

もう一つの地元勢ファイナリストは男子ダブルスのギデオン・スカムルジョペア。準決勝では同郷のアルフィアン・アルディアントペアと対戦しました。アルフィアン・アルディアントペアもインドネシアマスターズで優勝するなど、実力は十分にあるペアなのですが、現役世界一の壁を破ることは出来ませんでした。試合はギデオン・スカムルジョペアが圧倒的なスピードと実力の差を見せつけ勝利、決勝進出を決めました。明日の決勝は井上金子ペアとギデオン・スカムルジョペアの対戦となります。この組み合わせは昨年のジャパンオープン決勝の再現になります。あの時は、ギデオン・スカムルジョペアが大差で勝利しましたが、今回はどうなるのか？今から楽しみです。

女子シングルスはチェン・ユーフェイ選手とタイ・ツーイン選手が決勝にコマを進めました。タイ・ツーインは準決勝で中国のヘ・ビンジャオ選手をストレート、しかも31分のスピード展開で破って決勝進出を果たしました。これに対してチェン・ユーフェイ選手は韓国のスン・ジヒュン選手と83分に及ぶ死闘を演じて辛勝。同じ決勝進出とは言え、体力面ではタイ・ツーイン選手が若干有利そうです。今日の試合が明日の試合にどう影響するかは分かりませんが、少し気になる結果でした。

試合結果はこちら

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