USオープン5日目 若手選手が続々決勝進出!

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火曜日から行われているUSオープン。
5日目は各種目の準決勝が行われました。
現在まで、日本勢は1人(組)が勝ち残っています。

男子シングルスはタノンサック・センソンブンサク選手と台湾の若手、リン・チュンイー選手が勝ち残っています。タノンサック・センソンブンサク選手はデンマークオープン2016以来の決勝進出となります。あの時は大会期間中に崩御されたプミポン国王の遺影を持って表彰台の頂点に上がっていたのを覚えています。あの時から3年弱という長い時間が空きました。久しぶりの決勝でどんなプレーを見せるのか楽しみです。
リン・チュンイー選手は現在19歳の若手。世界ランクは122位とこのレベルの大会にしてはかなり低いです。今年のタイオープンでは当時125位だったロー・ケンユー選手が優勝する大快挙を見せましたが、今回彼が優勝すればそれに次ぐ結果となりそうです。公式ライブ放送の登場も初めてなので彼のプレーに注目です。

女子シングルスはキム・ガユン選手とワン・ジーイー選手が決勝進出を決定。キム・ガユン選手は準決勝でミッシェル・リー選手を、ワン・ジーイー選手は峰歩美選手を破っています。
ワン・ジーイー選手は2週連続の決勝進出となりました。先週はアン・セヨン選手に敗れて優勝を逃しましたが、今週は是非勝利して欲しいです。彼女の現在の世界ランクは121位。ここで優勝すれば一気に70位台までランキングを上げることが出来ます。明日の試合に注目です!

男子ダブルスはリー・ヤン、ワン・チーリンとコ・スンヒュン、シン・ベクチョルペアが決勝進出。それぞれイ・ヨンデ、ユー・ヨンソンペアと小野寺岡村ペアを破りました。
どちらの試合もかなり激しい展開を見せており、Super300の試合とは思えないハイレベルな戦いでした。
国際大会の舞台では比較的新顔の小野寺岡村ペアでしたが、元世界王者の二人に対して引けを取らない戦いを見せていました。二人は日本人には珍しく、どちらも20歳と非常に若いペアにもかかわらず非常にいい成績を残しています。このまま成長を続ければ日本人史上最高の成績を残すことも十分可能なのではないでしょうか?二人の今後に期待です。

女子ダブルスは松山志田ペアと韓国のジュン・キュンユン、ベク・ハナペアが決勝に進みました。
松山志田ペアは準決勝で中国の若手、チェン・シャオフェイ、ツァン・シューシャンペアと対戦。長身の中国ペアに苦しめられながらもファイナルゲームで試合を制しました。昨年の台湾オープン以来の優勝まであと一歩の二人。決勝の行方に注目です。
ジュン・キュンユン、ベク・ハナペアはベテランと若手のペアになります。ここは育成の為にペアを組んでいるという様子でしょうか?しかし、ジュン・キュンユン、チャン・イェナ両選手は前年の世界選手権から1年弱で若手選手を五輪の舞台に登場させた実力者。もしかしたら今後の大会で驚異的な勢いでランキングを上げてくるかもしれません。松山志田ペアにはここで韓国ペアの出鼻を挫いておいて欲しいと思います。

試合結果はこちら

 

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