タイオープン5日目 日本勢、2種目決勝進出!

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火曜日から行われているタイオープン。
5日目は各種目の準決勝が行われました。
現在まで、日本勢は2人(組)が勝ち残っています。

男子シングルスは常山幹太選手が香港のグ・カロン・アングス選手と対戦しました。
第1ゲームはカロン選手に翻弄され、上手くプレーすることが出来ず、9-21でゲームを奪われました。
第2ゲームでは本来の調子を取り戻しましたが、それでもわずかに及ばず、20-22で敗退を喫しました。
今回の常山選手は脚があまり動いておらず、簡単なショットでやられているパターンが見られました。世界選手権ではもっといいプレーを見せてくれることを期待します。

女子シングルスはラチャノック・インタノン選手とチェン・ユーフェイ選手が決勝進出。それぞれポンパウィー・チョチュウォン選手と高橋沙也加選手を破りました。
どちらもかなりの接戦になりました。特にインタノン選手の試合は、81分のロングマッチ!ラリーもかなり激しくなっていました。
女子シングルス決勝は本大会最後の試合になりました。かなりの盛り上がりが期待できるでしょう!

男子ダブルスは遠藤渡辺ペアが登場!世界王者のリ・ジュンフィ、リュー・ユーチェンペアと対戦しました。
今回の対戦は普段よりも少しドライブが多めの展開となりました。リ・リューペアは積極的な低空戦を展開し、遠藤渡辺ペアを苦しめました。
結果はリ・リューペアが21-13 22-20のストレートで勝利。決勝進出を果たしました!
先週、先々週はいずれも準決勝でギデオン・スカムルジョペアに敗れたため、決勝進出はなりませんでしたが、ここでようやく決勝に進めました。
決勝の相手はインドの若手、ランキレディ・シェティペア。このペアは準決勝で韓国のコ・スンヒュン、シン・ベクチョルペアとの大激戦を制して決勝に進みました。ランキレディ選手の年齢は18歳。ここで優勝すればSuper500以上の男子では最年少の優勝になります。どちらが勝つのか楽しみです!

女子ダブルスは田中米元ペアが韓国のチャン・イェナ、キム・ヘリンペアをストレートで破りました。田中米元ペアはベテランになってきていますが、試合を見る限りまだまだ国際大会で活躍できそうでした。日本の選手は早めに引退してしまう人が珍しくありませんが、個人的には戦える限りは頑張って欲しいと思います。
田中米元ペアの決勝の相手はドゥ・ユエ、リ・インフィペア。こちらは韓国のイ・ソヒ、シン・スンチャンペアをファイナルゲームで破っています。今大会でもいつものパワフルで素早いプレーを見せていました。ドゥ・リペアの激しい攻撃を田中米元ペアがいかに凌ぐか注目です!

ミックスダブルスは渡辺東野ペアがアジア大会銀メダリスト、香港のタン・チュンマン、テ・インセットペアを破って決勝に進みました。試合を見ていても渡辺東野ペアは非常に安定した強さを見せており、香港の二人を圧倒していました。試合時間は準決勝最速の33分。反撃の隙も与えぬ見事な試合でした。
決勝の相手はワン・イルユ、ファン・ドンピンペア。地元タイのプアヴァラヌクロー・テラタナチャイペアを破っています。この試合は準決勝では一番面白い試合でした。4人ともがスーパープレーを何度も見せ、地元選手登場に沸く観客を更に楽しませていました。とにかく攻撃のタイミングが早く、ミックスダブルスとは思えない速さのラリーでした。
ワン・イルユ、ファン・ドンピンペアは3週連続で決勝進出となっています。体力的にもかなりきつい状態でしょう。渡辺東野ペアにとっては負け越しているこのペアに勝利する大事なチャンスです!是非勝利して優勝を勝ち取って欲しいですね!

試合結果はこちら

 

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