明日から台湾オープン2019が始まります!

スポンサーリンク





火曜日から台湾オープン2019が始まります!

今大会、日本勢は11人(組)出場します。

男子シングルスは坂井一将選手、五十嵐優選手、渡邊航貴選手が登場。3人ともノーシードでの出場です。
坂井選手はサミール・ヴェルマ選手と、渡邊選手はダレン・リュー選手と初戦で当たります。どちらも大きな大会で好成績を残したことのある選手であり、厳しい戦いが予想されます。これに対して渡邊選手の初戦は予選通過者との対戦となります。ドローに恵まれているのでここはポイントを稼ぐチャンスです。しっかりと初戦を勝ち抜いて、更に上のカテゴリーへの足掛かりにして欲しいです。

海外勢で気になるのはやはり第1シードのチョウ・ティエンチェン選手。
昨年も第1シードで出場しましたが、当時ノーシードだったリー・ジージア選手にファイナルゲームの末敗北、地元優勝を逃しました。今年も順調に勝ち上がればリー・ジージア選手との対決が実現します。昨年のリベンジを果たすことが出来るのか注目です。
また、若手では世界ジュニア2連覇、タイのクンラブット・ビティッドサーン選手が登場。インターナショナルチャレンジでは目覚ましい活躍を見せている彼ですが、ワールドツアーではまだ目立った活躍を見せていません。強豪選手の少ない今大会はチャンスなのでここは頑張って上位入賞を狙っていって欲しいです。彼の1回戦の相手はインドネシアのシェザル・ハイレン・ルスタヴィト選手。勝ち上がった場合は2回戦でリー・ジージア選手と対戦の予定です。

女子シングルスは峰歩美選手、川上紗恵奈選手が登場します。
順当に勝ち上がった場合、二人は2回戦でそれぞれスン・ジヒュン選手とミッシェル・リー選手に当たります。この二人は世界ランク10位前後の強豪選手。有利な展開は望めませんが、勝機は十分にあると思いますので峰、川上両選手には奮闘してベスト8に進出して欲しいと思います。

海外勢はトップ10以内の選手はあまり見られませんが、そのすぐ下は多くの選手が登場しています。
先ほど紹介した選手の他にはアメリカのツァン・ベイウェン選手、グレゴリア・マリスカ・チュンジュン選手などがいます。
ノーシードの選手では韓国の若手スター、アン・セヨン選手が登場します。元々は第1シードのサイナ・ネワル選手と対戦する予定でしたが、彼女が棄権したため、一気に有利な展開を迎えることになりました。ランキングに似合わぬ高い実力を持った選手ですので、この大会でもいい活躍を見せてくれると思います。順調に成績を伸ばしていけば東京五輪参戦も夢ではありません!将来を期待される彼女のプレーに注目です。

男子ダブルスは古賀齋藤ペア、岡村小野寺ペア、金子久保田ペアが登場。将来が期待できる3ペアが出てきました。
古賀齋藤ペアと岡村小野寺ペアは1回戦から日本同士で対戦します。
金子久保田ペアは1回戦はカン・ミンヒュク、キム・ジェファンペアと対戦します。ここで勝ちあがると2回戦はチョイ・ソルギュ、ソ・スンジェペアとル・チンヤオ、ヤン・ポーハンペアのどちらかとなります。前者は世界選手権で接戦の末ギデオン・スカムルジョペアを破った若手ペア、もう一方は第7シードの地元ペアということで厄介な相手になりそうです。

男子ダブルスは久しぶりにイ・ヨンデ選手が登場!今回はキム・ギジュン選手とペアを組んで登場します。初戦の相手は第5シードのリャオ・ミンチュン、ス・チンヘンペア。激しい連続攻撃を得意とするこのペアにイ・ヨンデ、キム・ギジュンペアがどのように対応するのか注目です。
男子ダブルスはこの他にも数多くのトップ選手が登場しています。ロンドン五輪銀メダリストのマシアス・ボー選手はパートナーマッド・コンラッド・ペターセン選手に変えて今大会に参戦してきました。初戦の相手は2014年世界王者のコ・スンヒュン、シン・ベクチョルペア。いきなり凄い対戦カードが実現してしまいましたね!コ・シンペアは既に調子を戻してきており、オーストラリアオープンで優勝を果たしています。それに対してボー・ペターセンペアはペアとしてはまだまだこれからですが、それぞれの実力の高さは折り紙付きです。こちらの対戦の行方も気になります。

女子ダブルスは高畑櫻本ペア、松山志田ペア、星松田ペアが登場します。前者2ペアは既に世界ランキングで14位と17位であり、実力十分といった様子です。対して星松田ペアはまだまだこれからのペアでしょう。是非ここは勝利を重ねてポイントを稼いで欲しいと思います。

女子ダブルスも多少大会のランクが下がっても厄介な相手がごろごろいます。
優勝の筆頭はやはり第1シードのポリー・ラハユペア。世界選手権でも銅メダルを獲得するなど、高い実力を持ったペアです。ラハユ選手の強力な後衛とポリー選手がネット前で見せるベテランのプレーが絶妙にマッチしており、多くの対戦相手を苦しめています。高畑櫻本ペアは準々決勝で対戦する予定です。
反対側の山では韓国の2ペアが厄介でしょう。1つは第2シードのイ・ソヒ、シン・スンチャンペア。けがによる不参加が目立ち、ポイントはそこまで上がらないことが多いのですが、圧倒的な高さの攻撃力は相手の少しの油断も余裕も許しません。もう1つは最近ランキングを急激に伸ばしているキム・ソヨン、コン・ヒヨンペア。こちらはイ・シンペアよりも更に攻撃的なプレーを仕掛けてきます。調子がいいときは永原松本ペアでも歯が立たないほどの強さを見せることもあります。
星松田ペアは準々決勝でキム・コンペアと、準決勝でイ・シンペアと対戦することになるでしょう。

ミックスダブルスは日本勢の出場はありませんが、魅力的な対戦カードが目白押しです。
今大会第1シードはリオ五輪銀メダリスト、マレーシアのチャン・ペンソン、ゴー・リューインペアです。初戦は地元台湾のワン・チーリン、チェン・チーヤーペアとの対戦です。この対戦は安定した実力を持つチャン・ゴーペアが有利ですが、ワン・チーリン選手も男子ダブルスでは非常にいい成績を残しており、特に後衛からのスマッシュの威力が世界でもトップクラスです。ワン・チーリン選手がスマッシュを打てるような展開が多く作られれば、台湾の二人が勝つ可能性は十分にあります。実際の試合がどうなるか楽しみです。

試合結果はこちら

 

スポンサーリンク