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火曜日から行われているデンマークオープン。
4日目は各種目の準々決勝が行われました。
現在まで、日本勢は4人(組)が勝ち残っています。

男子シングルスは桃田選手が地元デンマークのラスムス・ゲムケ選手を破って準決勝進出。
84分にわたるロングマッチを制しての勝利でした。昨年既に優勝を果たしている桃田選手。2連覇が着実に近づいています。
準決勝の相手はトミー・スギアルト選手です。

反対側の山はアンデルス・アントンセン選手とのデンマーク対決を制したヴィクター・アクセルセン選手準決勝に進みました。アクセルセン選手は地元の声援を受けてか、いいプレーを見せていましたね。194cmの彼はやはり他の選手とはプレースタイルも異なるので、是非決勝まで勝ち進んで欲しいと思います。
リオ五輪金メダリストのチェン・ロン選手。今大会は今まで4回優勝を果たしており、彼にとってはかなり相性のいい大会です。どんな戦いが見られるのか楽しみです！

女子シングルスはリオ五輪金メダリストのカロリーナ・マリン選手と世界女王を破ったアン・セヨン選手が激突！
80分に及ぶ大激戦を繰り広げました。
試合はお互いに積極的に相手を動かすタフな展開。
終盤ではアン・セヨン選手がメディカルタイムアウトを取る展開も。試合のきつさを物語っていました。
結果は18-21 21-19 21-18でマリン選手の勝利。リオ五輪金メダリストの意地を見せました。
マリン選手は復帰後順調にポイントを取り返していっていますね。この調子でランキングを戻していってくれることを期待します。
アン・セヨン選手は今大会も更なる躍進を見せてくれました。2回戦のシンドゥ選手への勝利と今回のマリン選手との激戦は彼女の才能と将来性を示すには十分だったでしょう。来週のランキング更新では16位辺りまでランクを上げてくるでしょう。更に今週以降は五輪レース終了直前までポイントが下がることはないので彼女の東京五輪出場の可能性は十分あるのではないでしょうか？
今後も彼女の活躍に注目です！

準々決勝の大番狂わせはミックスダブルスのトップ、チェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペアの敗退でしょう！
このペアを破ったのはインドネシアのジョルダン・オクタヴィアンティペア。ロビングをあまり使わない攻撃的なプレーでチェン・ファンペアと互角の戦いを繰り広げました。特に、前衛の主導権争いはかなり激しく見応えがありました。
ジョルダン・オクタヴィアンティペアは準決勝でワン・チーリン、チェン・チーヤーペアと対戦します。
こちらはPFR(リザーブから予選に持ち上がり)での出場にもかかわらずここまで勝ち上がってきました。準々決勝では第8シードのタン・チュンマン、テ・インセットペアを破っています。

男子ダブルスはギデオン・スカムルジョペアとアーサン・セティアワンペアがベスト4に勝ち進んでいます。
最近行われているSuper750以上の決勝はこのペアの対戦が多くなってきています。
どちらも非常に魅力的なプレーをするのですが、そろそろ他のペアにも決勝に進んできて欲しいと思います。
ギデオン・スカムルジョペアはル・チンヤオ、ヤン・ポーハンペアと、アーサン・セティアワンは嘉村園田ペアと対戦します。ル・チンヤオ、ヤン・ポーハンペアは元世界王者のリ・ジュンフィ、リュー・ユーチェンペアを破る快挙を見せています。この種目に限らず今日は番狂わせがよく見られました。

女子ダブルスは永原松本ペアと福島廣田ペアが準決勝進出を果たしています。
タカマツペアの早期敗退というハプニングがあった日本女子ダブルスですが、この2ペアはまだ頑張ってくれています。
準決勝の相手は永原松本ペアがチェン・チンチェン、ジア・イーファンペア、福島廣田ペアはジュン・キュンユン、ベク・ハナペアです。

試合結果はこちら

 

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