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水曜日から行われている全英オープン。
5日目は各種目の決勝が行われました。
決勝の舞台には日本勢は3人(組)が登場。
第1試合のミックスダブルスは日本の渡辺東野ペアと中国のチェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペアの対決になりました。
第1ゲームは中国の元世界ランク1位と元世界ランク2位のペアが猛攻を仕掛け、21-15で中国が奪いました。
一転、第2ゲームは日本の二人が反撃。前半までは大きく点差を離しました。
しかし、後半から中国の二人が凄まじい追い上げを見せ、20-20に到達。
あわや逆転というところでしたが、ギリギリの所で逃れて第2ゲームは日本が取りました。
ファイナルゲームは渡辺東野ペアが有利な展開で進みました。
ゲームの開始からリードを奪い、逆転を許すことなくそのまま逃げ切りました。
国際大会の優勝はおそらく2007年のUSオープン以来、久しぶりのものとなります。
更に、レベルの高い大会では初ではないかと思います。
本当に様々な技術や身体能力の高さ見せてくれました。
特に、この試合では東野選手が印象に残りました。
女子では非常に珍しいジャンピングスマッシュや大胆な前衛などが印象に残りました。
この調子でミックスダブルスを続けていけば世界ランク1位も夢ではないのでしょうか?
第2試合の女子シングルスは山口選手とタイ・ツーイン選手の対決。
それぞれ世界ランク1位2位と世界ランク1位という、極めて順当な組み合わせになりました。
第1ゲームは互いに譲らぬ拮抗した展開になりました。
本当に小さなところで差がついた印象です。
第1ゲームは22-20でタイ・ツーイン選手が取りました。
第2ゲームはタイ・ツーイン選手が持ち前のテクニックを披露。
山口選手を翻弄し、21-13と大差を付けて勝利しました。
タイ・ツーイン選手は昨年に引き続き2連覇を達成。
女王の風格を見せつけました!
第3試合の男子シングルスは中国の新旧世代の対決となりました。
今大会で過去6度の優勝を誇るリン・ダン選手と、昨年準優勝のシー・ユーチー選手が激突。
第2ゲームまではどちらも自身の実力を発揮し、先の読めない接戦となりました。
しかし、第3ゲームではシー・ユーチー選手が圧倒的大差を付けてリン・ダン選手に勝利。
昨年のリベンジを果たしました。
新しい選手が続々と出てくているにもかかわらず、世代交代が上手くいっていなかった中国男子シングルス。
シー・ユーチー選手はこのまま戦い続けてくれるのでしょうか?
非常に楽しみですね。
記事が長いので後半に続きます。
試合結果はこちら
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