9月1日から東京パラリンピックバドミントン競技が始まります!

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    9月1日から東京パラリンピックバドミントン競技が始まります! 今大会、日本勢は13人(組)が参加します。

遂に今大会よりバドミントンがパラリンピックの正式種目となりました!
パラバドミントンには多くの種目があります。立位の部、特にSU5は健常者のバドミントンと大きく変わらないプレーが見られます。
一方、車いすの部はその性質上、健常者のバドミントンとは異なった趣の競技となっています。
バドミントンを普段されている方、観戦されている方にとっても非常に新鮮なものになると思いますので、是非試合を見て欲しいと思います。
試合はオリンピックに引き続き、NHKのWebサイトより閲覧できます。

注目は現世界ランク1位の鈴木亜弥子選手、里見紗李奈選手です。
鈴木選手は女子シングルス(SU5)での登場。こちらは上肢障害の部です。
彼女は2009の世界選手権、2010年のアジアパラ競技大会でそれぞれ優勝しています。
その後は一度現役を引退しましたが、東京五輪開催決定を機に復活し、一昨年の世界選手権では準優勝を達成しています。

現在34歳の彼女ですが、実力は若い選手に引けを取りません。地元開催の五輪でどんな活躍を見せてくれるのか楽しみです!

彼女のライバルは中国のヤン・チューシャー選手、デンマークのカテリン・ローゼングレン選手でしょう。
ヤン選手は現世界ランク2位、23歳の若手選手。鈴木選手やローゼングレン選手と異なり、左肩から先が全くなく、障害の程度は重いです。
しかしながら、それを感じさせない綺麗なフットワークを見せてきます。一昨年の世界選手権では決勝で鈴木選手を破って優勝を果たしています。
この選手と鈴木選手がこの種目の金メダル争いの筆頭になりそうです。

ローゼングレン選手は現在世界ランク3位。一昨年は怪我に苦しみましたが、順調な回復を見せており、今年の大会でも好成績を修めています。
また、彼女は健常者の大会にも出場。インターナショナルチャレンジのカテゴリーでは予選で勝利を収めています。
鈴木選手、ヤン選手との直接対決ではまだ勝利はありませんが、何が起こるか分からないのが大舞台での戦いです。
彼女はこの種目で波乱を起こすことができるのか?動向に注目です。

里見選手は車いすの部門(WH1)での出場です。WH1は車いすの中でも、体幹が機能していない選手の部になります。
彼女は現在23歳と若いため、大舞台での優勝などはありませんが、実力を出し切れれば高確率で金メダルが期待できるのではないでしょうか。
また、彼女はダブルスでも山崎選手と組んで出場します。こちらも現在世界ランク1位で、金メダルに期待がかかります。

この他にも各種目で世界ランク上位に入っている日本勢が多く参加しており、多くのメダルが期待できるのではないでしょうか。
世間の注目を浴びるような素晴らしい活躍が見られることを楽しみにしています!

 

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