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明日から、中国でアジア選手権が始まります。
大会としてはBWFの管轄外になりますが、レベル4と同等のポイントが手に入ります。

アジア選手権では多くの日本選手が登場します。
日本勢ではやはりタカマツペアが気になりますね。
一昨年、昨年と2連覇を果たした彼女達。
この大会で3連覇を果たせばペア初のダブルス3連覇が決定します！最近はほかのペアも育ってきて、なかなか簡単にはいかないでしょうが、是非ともここは優勝して新たな偉業を打ち立てて欲しいです。
シングルスでは奥原選手でしょう。
怪我に泣くことが多い彼女ですが、要所はきっちり取ってくれます。アジア選手権では優勝経験がないので、ここで新たなタイトルを獲得してほしいですね。

男子は桃田選手が気になります。
国際大会復帰後、少しずつ調子を戻してアジア選手権出場を勝ち取りました。そろそろ大きな大会で勝ってほしいところですが・・・
また、西本選手も順調にランクを上げている選手です。
最近もリー・チョンウェイ選手に対して勝利を収める等、ジャイアントキリングを見せることもあり、もしかしたら今大会のダークホースになってくれるかもしれません。

当然ながら、海外勢も本気を出してきます。
男子シングルスはどの選手もハイレベルな大会で優勝経験があり、誰が優勝するか分からない状態になっています。
個人的には今大会シングルス最多優勝タイ記録がかかるリン・ダン選手に期待しています。リン・ダン選手が優勝すれば通算5度目となり、女子シングルスのイェー・チャオイン選手の記録に並びます。年齢を重ねてきており、どこまで彼が活躍出来るかはわかりませんが、バドミントン界のレジェンドということもあり、彼にはついつい期待してしまいますね。

男子ダブルスは強豪選手を多く抱えるデンマークがいないのが残念ですが、それでも強豪選手は大量にいます。
圧倒的世界一の実力を誇るギデオン・スカムルジョペアですが、ギデオン選手の結婚のため棄権。彼の激しいプレーが見られないのは残念ですが、人生の大事なイベントですので、仕方ないでしょう。ギデオン選手、本当におめでとうございます！！
二人が抜けたことで、インドネシアは新たにアーサン・セティアワンペアが参加します。かつての世界ランク1位にして、世界選手権、アジア大会チャンピオンの二人。先週のマレーシア国際で優勝した勢いそのままにこの大会でも活躍してほしいです。

女子シングルスで日本勢を阻むのはやはりタイ・ツーイン選手でしょう。最近、山口選手にランキングを抜かされましたが、強さは全く衰えていません。昨年に続く今大会2連覇を虎視眈々と狙っていることでしょう。
他に少し気になるのは、インドのサイナ・ネワル選手。
先々週行われたコモンウェルスゲームでは、P・V・シンドゥ選手に勝利して優勝。インドのエースは完全に入れ替わったと思っていましたが、まだまだネワル選手にもチャンスはありそうです。

女子ダブルスは、中国のチェン・ジアペアの動向に注目すべきでしょう。意外なところでやられることがあるこの二人。しかしながら、国の威信のかかる大きな舞台では、とてつもない強さを発揮します。彼女たちが中国の協会がこの大会をどのように捉えているかはわかりませんが、10年間優勝し続けた状況を打ち破られて黙っているとは考えにくいです。十分警戒すべき相手でしょう。

ミックスダブルスの現状は、アジアが強豪の大半を占めているので実質的に世界選手権に近い状態となっています。順当に考えれば近年素晴らしい成績を上げているチェン・ファンペアか大舞台で力を発揮するナッチル・アーマドペアのどちらかでしょうか。しかし、渡辺東野ペアのようなダークホースが出てくるとも限らないので、先が読みにくい展開になるのではないかと思います。

大会概要はこちら

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