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明日から、アジア選手権と同時期にヨーロッパ選手権が開催されます。出場選手のレベルもあってか、アジア選手権と異なりこちらはレベル5と同等のポイントが得られます。
ヨーロッパはアジアよりも選手の実力の差が激しいです。
女子シングルスのカロリーナ・マリン選手は現在3連覇中。
リオ五輪金メダリストでもあり、世界選手権も含まれると3度の優勝を果たしている彼女がこの成績を上げるのはそこまで不思議ではないのですが、ティーネ・バウン選手の引退以降、世界で戦えるヨーロッパの女子シングルス選手が彼女しかいないのは少し残念です。そろそろ彼女を打ち破る新たな人材が現れると良いのですが・・・
同様の傾向が女子ダブルスにも見られます。
デンマークのユール・ペダーセンペアは現在4連覇中。
現在単一種目の連覇記録を持つ彼女達が今年も勝てば更なる記録が生まれますが、もう30歳を超えて女子では大ベテランの域に入る二人に若い選手がいつまでも勝てないのは将来をあまり考えるとあまり好ましくはないですね。
この二人に次ぐのはブルガリアのストエヴァ姉妹。是非決勝で当たって欲しいです。
男子は女子ほどアジアとの差がないので面白い試合も多くありそうです。
やはり一番の注目はアクセルセン選手でしょう。全英オープンでは、足の手術のため出場できなかったのが大変残念です。ランクは落ちてしまいますが、ヨーロッパ最強を決めるこの大会で是非とも優勝して欲しいです。
この後、アントンセン選手、ヴィッティンフス選手を有するデンマーク勢に対抗できるのは現状ではラジフ・オウセフ選手とブライス・ルベルデ選手でしょう。
昨年の世界選手権では、それぞれリン・ダン選手、リー・チョンウェイ選手と素晴らしい試合を繰り広げました。
あの時のクオリティを発揮できればデンマーク勢に勝利するのも夢ではないでしょう。これらの選手にも注目です。
男子ダブルスはシードの半分がデンマーク勢という、デンマークの独擅場となっています。これに対抗できるのは一昨年の全英オープンを制したロシアのイワノフ・ソゾノフペアかコモンウェルスゲーム覇者のエリス・ラングリッジペアでしょうか?それとも最近実力をつけてきたドイツの2ペアでしょうか?表彰式にどんな国旗が登場するのか楽しみです。
国ごとの実力のバランスを考えた時に一番実力差が少ないのはミックスダブルスでしょう。イングランドミックススペシャリスト、アドコック夫妻を筆頭にデンマーク、オランダ、ドイツと様々な国がシードに選ばれています。強豪国以外の国にとっては優勝するチャンスが一番多い種目なので、かなり気合を入れてくるでしょう。ヨーロッパのミックスはアジアのミックスと戦い方が違っていて面白いので、是非一度見てみてください。
大会概要はこちら
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