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火曜日から行われているアジア選手権。
1日目~2日目は各種目の予選~1回戦が行われました。
現在、日本勢は9人(組)が勝ち残っています。
日本勢は女子シングルスが波乱が起こりました。
世界チャンピオンの奥原希望選手は1回戦で中国のガオ・ファンジー選手と対戦。昨年は中国オープンで準優勝、韓国マスターズで優勝を果たした選手で近年ランキングを急激に上げた選手で、ランキングは23位でした。奥原選手もいつもよりミスが少し多かったとはいえ、まさか奥原選手を破るとは全く予想していませんでした。奥原選手が負けてしまったのは残念ですが、せっかくジャイアントキリングを果たしたのでガオ選手にはこのまま頑張って欲しいですね。日本女子シングルスは大堀選手と佐藤選手も敗れたため、1回戦で全員敗退となってしまいました。
男子シングルスもくじ運があまりよくなく、1回戦から強豪選手に当たることが多かったため、2回戦に勝ち上がったのは桃田選手と常山選手のみとなりました。せっかく掴んだチャンスなのでここはしっかりチャンスを生かして勝ち上がって欲しいです。
ダブルスはシングルスに比べると、概ね順当な勝ち上がりを見せています。田中米元ペア、金子米元ペア以外は全ペアが勝利、スコアも多くのペアがダブルスコアに近い点差でゲームを奪っています。ダブルスは優勝のチャンスが十分あるのでどこかでメダルは取れるのではないでしょうか。
海外勢では滅多にない驚異的な試合がありました。
ミックスダブルスのチェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペアは1回戦を17分という短時間で決着させました。
私の知っている限りではラリーポイント制でここまで短い試合時間を見るのはユー・ヤン、ワン・シャオリーペア以来です。
実力の高さと速い展開のプレーがなければ達成できない領域です!
この他、地元中国が上位選手を破る展開がいくつかありました。昨年準優勝を果たしたファン・カイシャン、ワン・イルユペアは第4シードのチェン・フンリン、ワン・チーリンペアを、ヘ・ジンティン、ドゥ・ユエペアは第7シードのタン・キャンメン、ライ・ペイジンペアを、どちらもストレートで破りました。やはり地元の声援があると実力差をひっくり返すことがありますね。
対して、少し残念だったのはリン・ダン選手。
台湾のワン・ツーウェイ選手に対し、ファイナルゲームで惜しくも敗退。過去5回優勝し、最多優勝タイ記録もかかっていたリン・ダン選手。もう少し活躍しているところを見せて欲しかったです・・・
試合結果はこちら
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