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火曜日から行われているスペインマスターズ。
5日目は各種目の準決勝が行われました。
現在まで、日本勢は3人(組)が勝ち残っています。
準決勝に3人(組)が勝ち残り、順調な勢いを見せていた日本勢でしたが、流石に準決勝まで来ると今までのようには行きませんでした。
女子ダブルスは日本勢同士の決勝が確定。女子ダブルスの層の厚さがうかがえますね。
世界女王、永原松本ペアが準決勝で当たったのはデンマークのフルーガード、ティゲンセンペア。ユール・ペダーセンペアが解消された現在ではデンマークの1番手ペアです。試合はファイナルゲームにもつれ込む接戦に。永原松本ペアは本当に動きが速いです。実力的にはこのレベルの大会は似合わないでしょう。どんどんポイントを稼いでもっと大会を有利に進められるところまで行って欲しいです。
もう一方の女子ダブルスは新玉渡邊ペア対高畑櫻本ペア。
どちらも最近調子を上げているペアであり、直接対決ではどうか気になる組み合わせでした。結果は高畑櫻本ペアが21-11 21-14で勝利。先に頭角を現した高畑櫻本ペアが勝利しました。新玉渡邊ペアも負けこそしたものの、世界ランキングは大きく上がりそうです。今大会の成績はベスト8で、獲得ポイントは4900。これまでの成績と合わせると30位辺りまで上昇する予定です。これで、予選のないレベル3以上の大会にも出場が出来るようになります。
現在12位の高畑櫻本ペアは決勝進出時点で世界ランクトップ10入りが確定。ここから先はポイントが一気に離れるのでまだまだ時間はかかりそうですが、この二人ならやってくれそうな気がします。将来性のある両ペアの今後に期待です。
男子ダブルスの古賀齋藤ペアはタイのイサラ・ジョンジットペアと対戦。おそらく公式ライブ初登場となった古賀齋藤でしたが、スーパーシリーズタイトル保持者であるタイの二人から1ゲームを奪いました。そのままの勢いで決勝進出になるかと期待しましたが、ここからイサラ・ジョンジットペアが大逆転。21-19 8-21 12-21で敗れました。
男子ダブルスは今年の世界選手権で銀メダルを取るなど、上位選手が頑張っているので下の選手も負けないように頑張って欲しいです。女子ダブルスのように厚い選手層になってくれることを期待します!
海外勢ではデンマーク女子シングルスのミア・ブリッチフェルト選手が同国対決を制して決勝に進出。リーネ・ヤエスフェルト選手と76分にわたる激戦を制し、決勝進出を果たしました。デンマーク女子シングルスは2013年のティーネ・バウン選手の引退以降は目立った選手が出てくることがなく、停滞した状態が続いていましたが、ブリッチフェルト選手がこのまま躍進すればその状況も変わるのではないと期待しています。決勝での三谷選手との試合が楽しみですね!
試合結果はこちら
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