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火曜日から行われているジャパンオープン。
2日目は男女ダブルスの1回戦が行われました。
現在まで、日本勢は17人(組)が勝ち残っています。
今日はダブルスのみとあって展開の速い試合が多かった印象です。
嘉村園田ペアはインドの若手、ランキレディ・シェティペアと対戦。持ち前の高速ラリーでインドの二人を圧倒しました。試合時間は21-12 21-17の試合で36分。点差の割にかなりの速さで試合を終えました。見ていた感じでは調子は悪くないのでこの調子で決勝進出まで行けるのではないでしょうか?
上位選手はやはり好プレー、珍プレーで観客を沸かせていました!
ギデオン・スカムルジョとイワノフ・ソゾノフペアの試合では1ラリーで2回ラケットを交換する珍事が発生。
意外な所ではパンカリヤニラ・サントソペアとシュエ・ヤクラペアの試合ではお互いが股下レシーブや背面レシーブをどんどん使う珍プレーならぬ珍試合となりました。勝利を目指す以外の所でもプレーヤーのテクニックが見られて非常に楽しめました。
多くの好プレーを見せて会場を沸かせてくれたのは遠藤渡辺ペアとアーサン・セティアワンペアの試合でしょう!
お互いに非常に固い守備を見せ、通常の試合では決まるようなショットをどんどん返していました。単なる反応速度だけではなく高精度な予測が含まれたハイレベルなラリーが展開されていました。
こちらは嘉村園田ペアとは対照的に63分のマラソンマッチとなりました。試合を制したのはアーサン・セティアワンペア。やはり二人とも長年トップレベルの国際大会で活躍し続けているだけあって最後はきっちり決めてきました。セティアワン選手は普段対戦相手を苦しめる絶妙なドロップや前衛が鳴りを潜めていたのが少し残念でした。明日以降のリ・ジュンフィ、リュー・ユーチェンペアとの対戦ではこれらのプレーが見られるといいのですが・・・
今日も意外な展開がいくつかありましたが、そこに日本勢も絡んでいました!
昨年のスーパーシリーズファイナル女王の田中米元ペアは中国のユー・シャオハン、タン・ジンファペアと対戦。世界ランキングはそれぞれ5位と29位と大きな開きがありましたが、実際の試合では21-17 21-10で中国ペアが勝利!上位シードを破る波乱の展開を見せました。
田中米元ペアは意外な敗北を喫しましたが、意外な展開は敗北だけではありません。
男子ダブルスでは保木小林ペアが昨年の世界王者、中国のリュー・チェン、ツァン・ナンペアを破る大快挙を達成しました!この中国ペアは手堅いプレーが持ち味で、安定したコンディションで試合をするのであまり格下の選手に負けることがないのですが、保木小林ペアは見事な勝利を収めてくれました!
保木小林ペアは明日の2回戦でアングリアワン・ハルディアントペアと対戦します。シード選手を倒せば準々決勝までは他のシード選手と当たることはないのでこれはベスト8進出の大事なチャンスです。機会を逃さずしっかりものにしてくれると期待します!
明日は各種目の2回戦が行われます。
ここからようやく女子ダブルスの上位シードが登場します。
明日初登場のペアはタカマツペア、福島廣田ペア、インドネシアのポリー・ラハユペア、中国のチェン・チンチェン、ジア・イーファンペアです。アジア大会のベスト4と丁度同じメンバーになりました。日本のペアは大事な地元の試合なので当然本気を出して来るとは思いますが、残りの2ペアはその限りではありません。ポリー・ラハユペアは高畑櫻本ペアと、チェン・ジアペア志田松山ペアと対戦しますが、調子やモチベーション次第では日本の2ペアにも十分チャンスがあります。トップランカーだからと恐れずに全力でプレーして欲しいですね!
試合結果はこちら
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