スポンサーリンク
火曜日から行われているジャパンオープン。
3日目は各種目の2回戦が行われました。
現在まで、日本勢は8人(組)が勝ち残っています。
多くの日本勢が参加したこの大会ですが、大会が進むにしたがって少しずつ勝ち残っている選手も減ってきました。
今日の試合は日本勢にとって少し厳しい戦いになりました。
男子ダブルスの嘉村園田ペアは韓国の若手、キム・ウォンホ、ソ・スンジェペアと対戦。相手はリザーブからの持ち上がりの選手で、ランキングとしてはかなりの差がありましたが予想外の接戦になりました。
第1ゲームは韓国も粘りを見せていましたが、嘉村園田両選手が持ち味を発揮して第1ゲームを奪いました。しかし、韓国の二人も嘉村園田ペアの攻撃に慣れてきたのかかなりの守備を見せ、逆転勝利を収めました。
ソ・スンジェ選手のスマッシュからのキム・ウォンホ選手の前衛が後半では上手く噛み合っていました。とても21歳と19歳のペアとは思えない完成度の二人でしたが、これからどこまで強くなるのでしょうか?
リオ五輪金メダリストのタカマツペアは中国の若手、ドゥ・ユエ、リ・インフィペアと対戦。
第1ゲームを21-12で奪い、楽勝かと思っていたところ、中国の二人が凄まじい粘りを見せました。第2ゲームは16-16から2点以上の差がつかない大接戦を27-25で奪うまで続けました。ファイナルゲームで中国ペアはさらに勢いを増し、21-11で決め、勝利しました。
一度勝てると思っただけに、衝撃を受けた試合でした。二人ともミックスダブルスの兼任選手名だけあって、速いラリーには慣れている印象でした。
快挙を達成したのは渡辺東野ペア!
今日はアジア大会銀メダリスト、香港のタン・チュンマン、テ・インセットペアと対戦しました。相手の強力なスマッシュレシーブに苦しめられる展開もありましたが、それぞれの得意分野で勝負をシ、香港ペア相手を追い詰めるようなプレーを多く見せて観客を沸かせてくれました。
結果は21- 14 15-21 21-16で勝利。ベスト8進出を果たしました。昨年は保木廣田ペアが決勝進出を果たしているのでそれに続いて欲しいですね。
その保木選手は男子ダブルス、ミックスダブルスの両方でベスト8進出を決めています。日本勢の中では現時点で唯一勝ち残っている兼任選手となりました。体力面ではかなり大変だとは思いますが、どちらの種目も頑張って欲しいです。
今日の試合は若手選手がトップ選手を追い詰める試合が多く見られました。上記の選手以外にも中国のチェン・シャオシン選手とガオ・ファンジー選手がそれぞれタイ・ツーイン選手、P・V・シンドゥ選手を破る大金星を挙げています。トップ選手だけではなく、若手選手の活躍にも注意しておく必要がありそうです。
明日の試合は10:00からです。
せっかくの日本の国際大会なので余裕がある方は現地での観戦をお勧めします。臨場感をよく体感できるほか、間近で選手の姿を見られるなど、モニター越しではできない体験がありますよ。
試合結果はこちら
スポンサーリンク