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火曜日から行われているフレンチオープン。
5日目は各種目の準決勝が行われました。
現在まで、日本勢は2人(組)が勝ち残っています。

桃田選手はリオ五輪金メダリストのチェン・ロン選手と対決。
チェン・ロン選手はリオ五輪以降、以前ほど大会に出ていなかったので、そういう意味では貴重な試合でした。
桃田選手は強打がいつもより少ない印象を受けました。
アジア大会後は韓国オープンを除きすべての大会で決勝進出を果たしているので、疲れも溜まっていそうです。
今回のプレーにはそういう部分も関係しているかもしれませんね。
結果はファイナルゲームの末、チェン・ロン選手が勝利！まだまだ実力は衰えていないようです。
最近アクセルセン選手の調子が悪いので同じ長身選手としてチェン・ロン選手には頑張って欲しいです。
決勝で当たるのはシー・ユーチー選手。中国同士の対決となります。

女子シングルスの山口選手は中国のヘ・ビンジャオ選手と対決。71分にわたり、かなりの接戦を見せました。
結果は20-22 21-19 21-19で山口選手の勝利！今年のドイツオープン以来の決勝進出を果たしました。
最近の女子シングルスはあまりいい成績を取れていなかったので少し心配していましたが、ここから持ち直してくれることを期待します。

女子ダブルスは世界女王、永原松本ペアがポリー・ラハユペアと対決。
圧倒的な強さを見せての勝利となりました。
公式ライブ放送に採用されなかったのが残念ですが、決勝では確実にその姿が見られます。
彼女達の雄姿が見られることに期待です！
決勝で当たるのはストエヴァ姉妹。準決勝では韓国のイ・ソヒ、シン・スンチャンペアを破りました。
バドミントンでは非常に珍しいブルガリアのペアです。

ミックスダブルスは渡辺東野ペアが登場！
現世界ランク1位のチェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペアと対戦しました。
全英オープンでは勝利した渡辺東野ペアでしたが、今回はストレートで敗れました。
チャン・ファンペアは本当に圧倒的な強さです。技術、身体体力共に他の選手を大きく上回っていますね。
勝ちまくるのも納得です。チェン・ファンペアは今回優勝を果たせば6回目のツアー優勝となります。

男子ダブルスは若手が格上の選手に挑戦する形となりました。

一つはギデオン・スカムルジョペアとインドのランキレディ・シェティペアの対決。
第1ゲームは圧倒的世界ランク1位のギデオン・スカムルジョペアが実力を発揮。
21-12という大差でゲームを奪いました。
第2ゲームはランキレディ・シェティペアが奮闘。
持ち前の守備力を発揮し、ギデオン・スカムルジョペアの猛攻を凌いでいました。
スマッシュだけでなく、プッシュもどんどんレシーブするインドの二人の姿が印象的でした。
ゲームはかなりの接戦となりましたが、最後はギデオン・スカムルジョペアがゲームを奪って勝利を収めました。
インドの二人は18歳と21歳。これからまだまだ強くなるでしょう。
ギデオン・スカムルジョペアは7回目のツアー優勝が懸かっています。どこまで勝利を重ねるのか注目です。

もう一つの男子ダブルスは台湾のリー・ヤン、リー・ジェフィペアと中国の若手、ハン・チェンカイ、ツォウ・ハオドンペアの対戦。
こちらはハン・ツォウペアが勝利しました。
このペアの決勝進出は中国オープン以来3回目。明日の決勝はかなり厳しい戦いになるとは思いますが、ランキレディ・シェティペア同様面白い試合を見せてくれると期待しています。

試合結果はこちら