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月曜日から行われている世界選手権。
7日目は各種目の決勝が行われました。
今年の日本勢は2人(組)が優勝を果たしました!本当におめでとうございます!
女子ダブルスは永原松本ペア対福島廣田ペアの試合。
どちらも全く引かない大激戦となりました。
普段はあまり他国の試合に関心のない中国の観客も試合終盤では大きな声援を送っていたのが印象的でした。
勝利したのは永原松本ペア。21-19 19-21 22-20の接戦。試合時間も95分とかなりの長丁場となりました。
世界選手権で日本女子ダブルスが優勝したのは1977年に行われた第1回大会以来!実に41年ぶりの快挙が達成された瞬間でした。
男子シングルスは桃田賢斗選手が登場!
地元中国の若手エース、シー・ユーチー選手との対戦。
地元中国とあって、かなりのアウェーな環境での試合になりました。しかし、桃田選手はそんなことはものともせず素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。第1ゲーム、第2ゲームともに桃田選手が有利に運ぶ展開。シー・ユーチー選手も桃田選手の得意なコースに打たれないように配球を工夫していましたが、大事な所でのミスが目立って思ったようにポイントにつながっていませんでした。開催国としてかなりプレッシャーがかかっていたと思われますが、そこは少し残念でした。
結果は21-11 21-13で桃田選手が圧倒的勝利を収めました!これで桃田選手は日本男子シングルス初の世界選手権優勝を勝ち取りました!これは日本バドミントン界の大偉業です!世界ジュニア優勝を始め、数々の日本初の偉業を成し遂げてきた桃田選手に新たな業績が加わりました!しかし、桃田選手には世界ランク1位、アジア大会金メダル、オリンピック金メダルなどなどまだ成し遂げていないことが多くあります。
これからも努力を続けて素晴らしいプレーを見せ続けて欲しいですね!
男子ダブルスは嘉村園田ペアが日本男子ダブルス初優勝を目指して登場!中国の元世界ランク1位、リ・ジュンフィ、リュー・ユーチェンペアと対戦しました。
両ペアとも低空戦を得意とし、かなりのスピード勝負になることが予想されていましたが、実際は予想を更に上回る勝負となりました。
試合は序盤から驚異的な高速展開を見せます。ただ速いだけでなく、コースも工夫されており、簡単には決めさせません。更に、両ペアともかなりの反応を見せ、強烈なプッシュをどんどん返していました。見ているだけでもなかなか疲れる試合でした。
第1ゲームは12-21とかなりの大差を付けられてしまった嘉村園田ペアでしたが第2ゲームはかなりの接戦を見せ、19-16と中国を追い込みファイナルゲーム突入直前まで持っていきました。しかし、ここでからリ・リューペアが大逆転を見せて勝利。残念ながら嘉村園田ペアの優勝は成りませんでした。
女子シングルスはカロリーナ・マリン選手とP・V・シンドゥ選手の対決。リオ五輪決勝の再現となりました。
第1ゲームは互いに点を取りあうシーソーゲーム。
第2ゲームはマリン選手が圧倒し、21-10と大差で勝利!自身3度目の優勝を勝ち取りました。二人とも男子に負けないパワーとスピードを見せてくれました!色々なタイプの選手がいた方が試合を見ていて楽しいので、二人には今後も頑張って欲しいです!
ミックスダブルスは中国同士の対決。
シード順位も第1シードと第2シードの対決であり、一番順当に進んできた種目です。実際、試合の方も名に恥じぬ面白い展開を見せてくれました。試合前はチェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペアがワン・イルユ、ファン・ドンピンペアを圧倒すると思っていましたが、実際は点差のつかない接戦。さらに、どちらも自身の持ち味を生かしたプレーで会場を沸かせました。今回は地元開催だったので当然のことながら大歓声が上がっていましたが、この試合はどこでやっても会場がわくような試合でした。
結果はチェン・ファンペアが21-17 21-19のストレートで勝利!選手個人としては初の世界選手権制覇を果たしました。
長かった世界選手権もこれで終わりです。
次は更なるビッグタイトル、アジア大会が控えています。アクセルセン選手、マリン選手を始めヨーロッパの選手は登場しませんが、それでも4年に一度の大舞台!更に、団体戦もあり、バドミントンファンには魅力的でしょう。
世界選手権では思わぬ敗北を喫した選手もいましたが、そのような選手のリベンジも期待です!
試合結果はこちら
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