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火曜日から行われているジャパンオープン。
4日目は各種目の準々決勝が行われました。
現在まで、日本勢は5人(組)が勝ち残っています。

 

日本勢は桃田選手が素晴らしい活躍を見せました。
準々決勝の相手はレジェンド、リンダン選手。34歳の大ベテランの彼ですが、準々決勝まで勝ち残る実力はまだ持ち合わせています。しかしながら、桃田選手はそんな彼に対して圧倒的な点差を付けて勝利しました。試合もほぼ全ての面で上回り、文句のつけようのない試合を見せてくれました。リンダン選手が桃田選手に敗れて、また新しい時代が来たような気がします。
準決勝では同じ世代で、最大のライバルであるデンマークのヴィクター・アクセルセン選手と対戦します。対戦成績を見るにかなり相性の良い選手ではあるので、勝率はそこそこ高いのではないかと思います。明日の試合順は第1コートの4番目です。

女子シングルスでは奥原選手が中国の若手、チェン・シャオシン選手をストレートで破っての勝利。先日タイ・ツーイン選手を破り、勢いのあった若手選手に対してトップランカーの威厳を見せつけました。大堀彩選手も同じく若手のガオ・ファンジー選手を破って勝利しています。準決勝では勝ち上がったこの二人が激突！決勝進出をかけて同国対決が行われます。試合順は第1コートの2番目です。

海外勢は中国の若手が素晴らしい活躍を見せています！
女子シングルスでは2016年のジュニア女王、チェン・ユーフェイ選手が山口茜選手をファイナルゲームの末撃破！
男子ダブルスではヘ・ジンティン、タン・シャンペアが保木小林ペアを破るなど、格上の選手をどんどん倒しています。
そんな中でも一番素晴らしい活躍を見せているのは女子ダブルスのドゥ・ユエ、リ・インフィペアでしょう！
2回戦でタカマツペアにファイナルゲームで勝利したこのペアは準々決勝で世界女王、永原松本ペアと対戦。
戦いは全く意外な展開を見せました。
ドゥ・リペアは永原松本ペアに対して凄まじい猛攻を見せました。後ろからどんどんスマッシュを打ち、見事な前衛の予測でプッシュをどんどん決めていました。ディフェンスでも前衛を抜くような強烈なレシーブを使って連続攻撃を防いでいました。永原松本ペアも最近ではあまり見られない攻撃的なプレーに戸惑っていた様子でした。
結果は21-16 21-10でドゥ・リペアの勝利！準決勝進出を果たしました。準決勝ではアジア大会金メダリストのチェン・チンチェン、ジア・イーファンペアと対戦します。同国対決がどんな様子を見せるのか気になります。

明日の準決勝は10:00から始まります。
現地で観戦してると、観客もどんどん増えてきて決勝が近づいていることを感じさせてくれます。
試合の組み合わせは全10試合中シード同士の試合が3試合と大会は波乱の展開を迎えています。
流石にシード選手が少なすぎる気がするので明日は少し頑張ってもらいたいです。

試合結果はこちら

 

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