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火曜日から行われている台湾オープン。
6日目は各種目の決勝が行われました。
現在まで、日本勢は3人(組)が勝ち残っています。
男子シングルスは武下選手がマレーシアのリー・ジージア選手と対戦。結果はファイナルゲームでリー・ジージア選手が勝利。自身初のワールドツアー優勝を勝ち取りました。
武下選手は第2ゲームでもう少し上手くいっていれば優勝の可能性もある非常に惜しい所での敗退でした。しかし、準優勝という結果は十分素晴らしいものです。これを契機にどんどん躍進してくれることを期待しています!
女子シングルスは地元エースのタイ・ツーイン選手が登場!デンマークのリーネ・ヤエスフェルト選手と対戦しました。
第1ゲームは点差のつかない接戦でしたが、タイ・ツーインのミスが目立ち、ヤエスフェルト選手に奪われました。
しかし、第2ゲーム以降はタイ・ツーイン選手が本来の強さを見せ、ヤエスフェルト選手を翻弄しました。ヤエスフェルト選手もかなりの粘りを見せていましたが、最終的にはタイ・ツーイン選手がラリーを制する展開が多く、かなりの点差を付けての勝利となりました。
女子ダブルスは栗原篠谷ペアと松山志田の試合。
第1ゲームは松山志田ペアが圧倒!若さ溢れる激しいプレーで栗原篠谷ペアを圧倒しました。第2ゲームは栗原篠谷ペアが奮闘しましたが、松山志田ペアの勢いを完全に止めることは出来ませんでした。
結果は21-10 21-17で松山志田ペアの勝利。ワールドツア初優勝を手にしました。現在20歳と21歳の若手ペアの将来に期待です!
この試合は、全体的に激しい試合展開が多く、見応えのある試合でした。女子ダブルスでもこういう試合が増えてくれると嬉しいです。
男子ダブルスはチェン・フンリン、ワン・チーリンペアとリャオ・ミンチュン、ス・チンヘンペアの台湾対決となりました。
この試合も女子ダブルス同様に激しい試合が展開されましたが、この試合ではそれに加えて大胆な予測や超至近距離の攻防が見られ、見ていてハラハラする試合でした。普段はあまり強打をしないチェン・フンリン選手も今回は多少厳しい球でもどんどん攻撃をしていたのが印象的でした。結果はストレートでチェン・ワンペアの勝利!第1ゲームはリャオ・スペアが5連続でマッチポイントを凌ぐ等、面白い展開も見せましたが、第2ゲームは圧倒的大差でゲームを奪い勝利を収めました。
ミックスダブルスは地元台湾のヤン・ポーファン、ウー・ティージンペアとインドネシアのプラセトヤ・イスラミペアの試合。ヤン・ウーペアは第1シードで地元のエースであるワン・チーリン、リ・チアシンペアを破って決勝に進出してきており、勢いのあるペアでした。
しかし、この勢いを止めたのがインドネシアの二人でした。
見事なテクニックとコンビネーションで地元の声援を受ける台湾ペアを圧倒しました。結果はストレートでプラセトヤ・イスラミペアの勝利。ペアとしては今年4月に国際大会に出たばかりですが、早くも結果を出しています。インドネシアではミックスダブルスの名手、リリヤナ・ナッチル選手の引退があり、インドネシアのミックスダブルスのトップ争いが激化しています。この二人がどんな活躍を見せるのかに期待が高まります!
台湾オープンはワールドツアーの中ではレベルが低い方ですが、台湾の選手は多少大会のランクが低くてもトップ選手が出場してくれます。地元を盛り上げようという選手の愛を感じました!
試合結果はこちら
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