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火曜日から行われているマカオオープン。
6日目は各種目の決勝が行われました。
イ・ヒュンイル選手は中国の若手、ツォウ・ツェーチ選手と対戦。
第1ゲームはヒュンイル選手が圧倒。ラリーで相手を追い込むプレーを見せ、21-9でゲームを奪いました。
第2ゲームはツォウ・ツェーチ選手が健闘。積極的に攻撃を仕掛け、ヒュンイル選手にプレッシャーをかけていました。
ヒュンイル選手は第2ゲーム前半でミスが増えたこともあり、先に11点のインターバルを取られます。
しかし、そこはベテランのヒュンイル選手。上手く状況を立て直し、21-19で勝利を収めました。
ヒュンイル選手は現在38歳。この優勝でワールドツアー最年長優勝を果たしました!
この年齢で国際大会で優勝するのは並大抵のことではありません!
本当に素晴らしい快挙だと思います!
ワールドツアーはまだ始まったばかりですが、この記録を抜ける選手が現れるには時間がかかるのではないかと思います。
抜くとしても一番可能性が高いのは彼自身ではないでしょうか?
ヒュンイル選手のこれからの活躍にもますます注目が集まりますね!!
ミックスダブルスは香港同士の試合。
現在1番手のタン・チュンマン、テ・インセットペアとリー・チュンヘイ、チャウ・ホイワーペアの試合。
調子を取り戻してきたリー・チャウペアでしたが、タン・チュンマン、テ・インセットペアを破るまでは行きませんでした。
結果は21-14 21-15でタン・テペアの勝利。
普段通りの堅実なプレーで勝利を収めました。
女子シングルスはカナダのミッシェル・リー選手と中国の若手、ハン・ユエ選手の試合。
両選手ともに運動量の多いタフな試合となりました。
結果は23-25 21-17 21-15でミッシェル・リー選手が勝利。
結果はミッシェル・リー選手の勝利でしたが、ハン・ユエ選手もかなりの奮闘を見せていました。
昨年の世界ジュニアの決勝で戦ったライバルであるグレゴリア・マリスカ・チュンジュン選手にはかなりランキングを離されているので今回の準優勝を足掛かりに頑張って欲しいです。
女子ダブルスは日本の新玉渡邊ペアが登場!
マレーシアのヴィヴィアン・フー、ヤップ・チェンウェンペアと対戦しました。
女子ダブルスでは珍しいハイペースな試合展開が新鮮でした。
フォームも女子ダブルスに特有なものではなく、男子と似たようなフォームの選手ばかりで、一瞬他の種目と間違えそうになりました。
結果は21-15 22-20でマレーシアペアの勝利。
新玉渡邊ペアは最終盤での連続ミスが非常に勿体なかった印象です。
男子ダブルスは復帰した韓国ベテラン勢同士による試合が展開。
登場したのは北京五輪金メダリストのイ・ヨンデ選手と元世界ランク2位のキム・ギジュン選手のペア。
対するは元世界王者のコ・スンヒュン、シン・ベクチョルペア。
どちらも非常に高い実力を持ったペアです。
代表チーム脱退後は韓国バドミントン協会の規定により国際大会には出られませんでしたが、裁判を経て復活を果たしました。
第1ゲームはコ・スンヒュン、シン・ベクチョルペアが若干有利に試合を展開。
長年組んで培ったコンビネーションが生かして第1ゲームを奪いました。
第2ゲームはイ・ヨンデ、キム・ギジュンペアが逆襲。
どんどん攻撃を決めて21-13と大きく点を離して第2ゲームを奪いました。
ファイナルゲームはかなりの接戦。
どちらも自身の実力を発揮して非常にハイレベルな展開を見せていました。
結果は22-20という大接戦でイ・ヨンデ、キム・ギジュンペアが勝利!
今年2回目の優勝を果たしました。
今日の試合の様子を見るにどちらもかなり調子を戻していることが窺えます。
更に上位の大会で戦う日が来るのが待ち遠しいですね!
試合結果はこちら