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日曜日から行われているアジア大会。
1~2日目は団体戦の1回戦、2回戦が行われました。
日本勢は男女共に準決勝進出!
アジア大会は3位決定戦がないため、銅メダル以上が確定しました。
女子はインドと対戦。
インドはシングルスが強い国で、シングルスエースのP・V・シンドゥ選手は今年の世界選手権銀メダリスト。
2番手のサイナ・ネワル選手も銀メダリストと非常にレベルが高い選手がいます。半面、ダブルスはエースペアが30位、第3シングルスも49位とそこまで振るわない状態。普通の戦い方では日本がかなり有利という状況でした。
実際の試合ではエースダブルスのレディ・ポンナッパペアを崩してシンドゥ、ポンナッパペアを結成。新規ペアはランキングポイントがないため、自動的に第2ダブルスになります。シンドゥ選手は普段シングルスですが、プロリーグではダブルスを組み、自慢のスマッシュを生かしたプレーを見せています。また、ポンナッパ選手もシンドゥほどではありませんが、360km/hのスマッシュを記録したパワーヒッター。
非常に興味深いペアが出来ました。
第1試合は日本のエースにして元世界ランク1位の山口茜選手とシンドゥ選手の試合。結果はストレートでシンドゥ選手が勝利。その後、第1ダブルスと第2シングルスは福島廣田ペアと奥原希望選手が勝利し、メダル獲得にリーチをかけました。第2ダブルスではリオ五輪金メダリストのタカマツペアと先ほどのシンドゥ・ポンナッパペアの対戦。強力なスマッシュに苦しめられる展開もありましたが、結果はタカマツペアのストレート勝ち。全体としては3-1で日本の勝利となりました。
男子は韓国と対決。
こちらは女子のインドとは逆で、ダブルス大国。
昔から朴ヘッドコーチを始め、多くの強豪選手を輩出している国です。現在はそのダブルスで選手が大量に引退したため、かなり弱体化してしまいました。今回の対決では3-0、しかも全試合ストレート勝ちと日本が圧倒的勝利を収めました。メダルを確定させた日本の次の相手は開催国インドネシア。この国も韓国同様、ダブルス大国ですが、こちらは依然としてその強さを保っています。
そのインドネシアは今日の2回戦でインドと対戦。
全体の結果3-1でしたが、内容は第2ダブルス以外はファイナルゲームになる激戦となりました。第2試合の男子ダブルスは現世界ランク1位のギデオン・スカムルジョペアが登場。インドの若手、ランキレディ・シェティペアと対戦しました。ランキングとしては1位と22位の対戦、更に直近の試合ではギデオン・スカムルジョペアが圧勝でしたが、今回は接戦となりました。インドの二人が低空戦の調子がかなり良く、ギデオン・スカムルジョペアにも劣らぬパフォーマンスを見せていました。加えて、インドは二人とも後衛が強力なのでどちらに球が上がってもうまくラリーを展開できていました。試合も第1ゲームをインドの二人が奪い、第2ゲームでも勝利までもう少しというところまで行きましたが、そこは世界ランク1位の二人が逆転。そのままファイナルゲームも取り、勝利を収めました。
ダブルスでしっかり2勝するところは流石ダブルス大国というところでしょうか。明日はどんな試合が見られるのか楽しみです!
試合結果はこちら
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