アジア大会3日目 日本女子勢、48年ぶりの優勝に王手!

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日曜日から行われているアジア大会。
3日目は団体戦の準決勝が行われました。

今日の日本勢の試合はどちらも開催国インドネシアとの対戦。どちらにも勝ってほしかったのですが、残念ながら明暗の分かれる結果となりました。

女子は3-1で日本が勝利。
第1シングルスの山口選手は世界ジュニア女王、グレゴリア・マリスカ・チュンジュン選手と対戦。
ランキングでは大きさがある組み合わせだったのですが、ここでマリスカ選手が山口選手を破る大波乱!仰天の展開から団体戦が始まりました。このまま地元インドネシアが勢いをつけるかも思われましたが、そこを防いだのは現世界ランク1位、福島廣田ペア!インドネシアの1番手、ポリー・ラハユペアを大差で破り、流れを日本に引き寄せました!そこに奥原選手、タカマツペアが続き、日本は見事3-1で逆転勝利を収めました!近年では史上最強の強さを誇る日本女子勢が明日の決勝で当たるのは最大のライバル中国!現在5連覇を果たしている中国が狙うは当然6連覇!これを日本勢が止め、48年ぶりの優勝を飾れるのかどうか!?今から非常に楽しみですね!

男子も女子以上の激戦を繰り広げていました!
第1試合は桃田賢斗選手がアンソニー・シニスカ・ギンテイング選手と対戦。最近の桃田選手の調子を見るにあっさり試合が終わるかと予想していましたが、予想外にギンティング選手が健闘!普段以上の素晴らしいパフォーマンスを見せ、桃田選手から第1ゲームを奪いました。しかし、桃田選手も2ゲーム目以降は持ち前のコントロールを生かしたプレーで第2ゲームを制しました。ファイナルゲームは強打がかなり減り、スタミナ勝負の様相を見せました。ここでは今までのプレースタイルの影響が如実に表れていました。このゲーム、ギンティング選手は15-8と桃田選手を追い詰めましたが、ショットを見るにかなり疲れている様子でした。ここから桃田選手の大逆転劇が始まり、連続で11点を獲得し、19-15と逆転を収めます。結果は21-16で桃田選手が勝利!感動的なスタートを切りました!

第2試合の男子ダブルスは嘉村園田ペアとギデオン・スカムルジョペアの対決。直近の世界選手権では嘉村園田ペアが接戦を制し、勝利していたのですが、今回はギデオン・スカムルジョペアが猛威を振るいました。嘉村園田ペアも第1ゲームは18-21と健闘したのですが第2ゲームは12-21と大きく離されてしまいました。圧倒的な世界一の強さを見せつけて来ました。

第2シングルスは西本選手とクリスティー・ジョナサン選手。こちらは第1シングルスと違って、実力差がほぼないため、全く点差のつかない接戦が続く状況になりました。この戦いを制したのはクリスティー・ジョナサン選手。わずかなテクニックや戦術の差が勝敗を分けたのではないでしょうか?これで日本は後がなくなる状況に追い込まれました。

追い詰められた日本勢にとっては重要な第2ダブルスには井上金子ペアが登場!世界ランク9位のアルフィアン・アルディアントペアと対戦しました。これまでの対戦成績は4勝0敗とかなり有利な状況にあった井上金子ペア。しかし、インドネシア勢の勢いと開催地の応援により試合は予想外の展開になりました。内容はとにかくインドネシアの二人が井上金子ペアを圧倒!普段以上の素晴らしい動きを見せて井上金子ペアを翻弄しました。結果は21-10 21-10でアルフィアン・アルディアントペアの圧勝!井上金子ペアに立て直す隙も与えませんでした。

結果として、日本は1-3でインドネシアに敗北・・・悔しい銅メダルとなりました。しかしながら、この銅メダルは1970年以来の快挙です!更に、有望な若手選手の多い日本はまだまだこれから強くなります。東京五輪を考えればもっと強いチームが出来上がっているでしょう!今後の成長に期待大ですね!インドネシアは決勝で中国と対戦。総合力で若干勝る中国ではありますが、地元パワーがどこまで実力差を埋めてくれるのか?4年に一度のビッグタイトルの行方が気になります!

試合結果はこちら

 

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