ニュージーランドオープン6日目 期待の17歳、五輪金メダリストを破り優勝!

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火曜日から行われているニュージーランドオープン。
6日目は各種目の決勝が行われました。

ミックスダブルスはチャン・ペンソン、ゴー・リューインペアとジョルダン・オクタヴィアンティペアの試合。
この試合は序盤から低空戦が展開。ファイナルゲームまではどちらのペアもミスがあったため、試合は早く進行しました。
しかし、ファイナルゲームではミスが減り、試合展開も激しくなっていきました。更に、点数差は縮まり、かなりの接戦に。20-20になってからも点差が離れることはなく、超長期戦になりました。最後は29-27でチャン・ゴーペアが勝利!五輪レース最初の大会で優勝を果たしました!

女子ダブルスはリオ五輪金メダリストのタカマツペアと現在急成長中のキム・ソヨン、コン・ヒヨンペアの対決。
第1ゲーム、第2ゲーム共にキム・コンペアが先行。そのままリードを維持し、一度も逆転を許さずにゲームを奪いました。
キム・コンペアは攻撃がとにかく激しく、タカマツペアを圧倒。また、守備も非常に固く、高橋選手の強烈なスマッシュをしっかり後ろまで返していました。
現在世界ランク30位の彼女達ですが、今回7000ポイントを獲得したことで20位前後まで上がってきそうです。これで全ての大会で本選出場が確実になりました。
今回は日本勢4ぺアを一度に破る快挙。今後非常に厄介な存在になりそうですね。

男子シングルスはクリスティー・ジョナサン選手がグ・カロン・アングス選手を圧倒。21-12 21-13。試合時間今日の試合では最短の39分で終了しました。
この試合ではクリスティー・ジョナサン選手が自身の身体能力を思う存分発揮。どんな球にでもしっかり追いついていい体勢から有効なショットを打っており、グ・カロン選手を苦しめていました。
既にアジア大会王者となっているジョナサン選手ですが、年齢はまだ21歳。更に実力を伸ばす可能性があり、今後も注意が必要そうです。

女子シングルスはアン・セヨン選手とリ・シュエルイ選手の試合。
リ・シュエルイ選手はドリブンクリアやドライブなどを多用した非常にスピーディーな展開。
アン・セヨン選手はこれに対抗する場面もありましたが、彼女よりは大きい展開をよく使っていました。
リ・シュエルイ選手は得意の攻めを見せましたが、アン・セヨン選手は驚異的な粘りを見せ、彼女の攻撃を凌いでいました。
結果は21-15 21-18でアン・セヨン選手の勝利。17歳にしてワールドツアー優勝を達成しました!
今大会での彼女の活躍は目を見張るものがあります。次回のパリ五輪では間違いなく出場を果たすでしょうが、この勢いを維持することが出来れば東京五輪で2番手に入ることも可能なのではないでしょうか?将来性あふれる彼女の今後に期待大です!

男子ダブルスは遠藤渡辺ペアとアーサン・セティアワンペアの試合。
この試合はお互いの堅固な守備が存分に見られるロングマッチとなりました。後ろからのスマッシュ連打は当然のこと、ハーフからのスマッシュやプッシュもどんどん返球しており、いつラリーが決まるのか全く分かりませんでした。
1ゲーム目はシーソーゲームを展開。得点は20-20まで行きましたが、最後は遠藤渡辺ペアが2連取してゲームを奪いました。
2ゲーム目も同様な展開を中盤まで見せましたが、ここからアーサン・セティアワンペアが一気に点差を離してゲームを奪います。
ファイナルゲームは遠藤渡辺ペアが一時12-8とリードするもそこからアーサン・セティアワンペアが一気に7連取。そのままリードを維持し、21-17で勝利を収めました。
渡辺選手はまだ若い選手ですが、他の3人はいずれも30代。過酷なレースが続くと思いますが、怪我をしないように頑張って欲しいと思います。

試合結果はこちら

 

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