ジャパンオープン1日目 常山選手、大金星!

スポンサーリンク





火曜日から行われているジャパンオープン。
1日目は各種目の1回戦が行われました。
現在まで、日本勢は16人(組)が勝ち残っています。

桃田賢斗選手はハンス・クリスチャン・ヴィッティンフス選手と対戦。ランキングも大きくな差がある組み合わせだったのでそこまで心配をしていなかったのですが、思わぬ苦戦を強いられていました。
第1ゲーム、桃田選手はヴィッティンフス選手を12-1と大きく引き離します。しかし、その後ヴィッティンフス選手が一気に追い上げ、14-15まで追いつきます。その後は21-17で第1ゲームを奪いますが、この後も苦戦が続きました。
第2ゲームは第1ゲームのような目立った展開はありませんでしたが、桃田選手はなかなか点差を付けることが出来ず、結果は22-20となりました。
シード相手でも大差を付けることが多い桃田選手だけに、この結果は今後が少し心配になってしまいました。
2回戦の相手はタイのカンタフォン・ワンチャロン選手。先週のインドネシアオープンではベスト4に入った期待の若手選手です。

今日の試合で大金星を挙げたのは常山幹太選手!第5シード、リオ五輪金メダリストのチェン・ロン選手をストレートで破りました。
チェン・ロン選手の精確なコントロールで常山選手を大きく動かしていましたが、しっかりと対応してラリーを展開していました。
2回戦の相手ははサイ・B・プラニース選手。西本選手を破って勝ち上がってきた選手です。先週は1回戦で敗れてしまったので、ここは2回戦も勝ち進んで五輪レースのポイントを稼いでほしいですね!

チェン・ロン選手の他、シード選手で敗れたのはラチャノック・インタノン選手。韓国のキム・ガユン選手にストレートで敗れました。キム・ガユン選手は今年は好成績を上げており、先々週のUSオープンでも決勝に進んでいました。現在21歳で、まだまだ成長の可能性を残している選手です。順調に成長すれば韓国の女子シングルスを支える存在になるかもしれません。

この他の試合は、波乱もなく順当な勝ち上がりを見せていました。
奥原希望選手、永原松本はそれぞれ川上紗恵奈選手、バルカー・スギアルトペアに快勝!シードの強さを見せつけました。試合の様子を見ても、まだまだ余裕を残している様子でした。彼女たちの本気の試合が見られるのはもう少し先のことになりそうです。

驚きの試合展開を見せていたのはリオ五輪銀メダリストのチャン・ペンソン、ゴー・リューインペア。
このペアは今日の1回戦で中国のヘ・ジーティン、ドゥ・ユエ選手と対戦していました。第1ゲームは23-21の接戦で奪いますが、第2ゲームは15-5と追い詰められます。しかし、この状況から一気に7連続ポイント、その後2点を返されますが、その後更に9連続ポイントし、最終的に21-17で勝利を収めました。ここまでの大逆転はなかなか見られないので貴重な場面でした。

明日の試合は10:00から、1回戦の残りの試合を行います。

試合結果はこちら

 

スポンサーリンク