世界選手権5日目 日本勢、全種目でメダル獲得!

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月曜日から行われている世界選手権。
5日目は各種目の準々決勝が行われました。
現在まで、日本勢は6人(組)が勝ち残っています。全種目に選手が勝ち残っているので、今大会は全種目銅メダル以上が確定しました。

男子シングルスは前年チャンピオンの桃田賢斗選手が勝ち残っています。ここまで1ゲームも落とすことなく勝利を重ねてきています。
準決勝の相手はサイ・B・プラニース選手。最近調子を上げている選手で、今回もインドネシアのアンソニー・シニスカ・ギンティング、クリスティー・ジョナサン選手を破って勝ち上がっています。
二人の直近の対戦は今年のジャパンオープンで、結果は桃田選手のストレート勝利。今回はどんな結果になるか楽しみです。
反対側の山はカンタフォン・ワンチャロン選手とアンデルス・アントンセン選手が勝ち残っています。二人はそれぞれ第12シードと第5シードで、より上位のシード選手を破って勝ち進んできました。どちらも最近急成長を遂げており、今年のインドネシアオープンではそれぞれベスト4と準優勝という好成績を残しています。二人とも桃田選手よりも若く、どちらが勝ち上がっても結果の読めない展開になりそうです。

女子シングルスは一昨年の世界女王、奥原希望選手が勝ち残っています。山口茜選手の初戦敗退という衝撃的な展開がありましたが、奥原選手はしっかりと勝ち残っています。
準決勝の相手は2013年の世界女王、ラチャノック・インタノン選手。攻撃力の高い選手で、調子がいいと手が付けられなくなります。対戦では奥原選手の粘りとの真っ向勝負が見られそうです。
もう一つの試合はチェン・ユーフェイ選手とP・V・シンドゥ選手の対戦。こちらは優勝経験のない選手同士の対戦となります。チェン・ユーフェイ選手は順当に、シンドゥ選手は第2シードのタイ・ツーイン選手を破って勝ち上がっています。

男子ダブルスは保木小林ペアがベスト4に勝ち残りました。
準々決勝では現在日本一番手の嘉村園田ペアに勝利しています。最近調子がいいペアなのでいい戦いが期待できるかもしれません。
対戦相手は前年チャンピオンのリ・ジュンフィ、リュー・ユーチェンペア。193㎝と195㎝の超長身から激しい攻撃を仕掛けてきます。保木小林ペアがどう対応するか注目です。
もう一方の対戦はアーサン・セティアワンペアとアルフィアン・アルディアント。どちらもインドネシアです。
アーサン・セティアワンペアは2013年と2015年の王者で、今も高い実力を誇るベテランペアです。力押しのプレーはそこまで多くなく、様々なテクニックを駆使して相手を翻弄します。アルフィアン・アルディアントペアは20代前半の若手ペア。非常に高い身体能力を生かして戦います。こちらは昨年のアジア大会で銀メダルを獲得しています。
既に決勝進出を決めたインドネシア勢。どちらが決勝の舞台に進むか注目です。

女子ダブルスは福島廣田ペアと永原松本ペアが準決勝に進みました。複数の選手、ペアが勝ち進んだのはこの種目が唯一となりました。
今日の対戦相手はそれぞれドゥ・ユエ、リ・インフィペア、ポリー・ラハユペアとなります。どちらも攻撃を得意としたペアで、返球が甘いと積極的にプッシュを狙ってきます。
直接対決では、福島廣田ペアは相手に勝っていますが、永原松本ペアは直近で負けているのでそこは少し気になります。
福島廣田ペア、永原松本ペアがどちらも勝ち上がれば決勝は昨年の再現となります。どちらのペアにも頑張って欲しいと思います。

ミックスダブルスは渡辺東野ペアが準決勝に進んでいます。
準々決勝では先月のジャパンオープンで敗れたマレーシアのチャン・ペンソン、ゴー・リューインペアにリベンジを果たしています。
準決勝の相手はチェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペア。圧倒的な実力を誇る非常に厄介な相手です。昨年優勝を果たしており、今回は2連覇を狙います。渡辺東野ペアのこのペアに対する対戦成績は1勝5敗。最後に勝利したのは昨年の全英オープンです。かなり厳しい戦いになりますが、勝てるチャンスは0ではないので、あきらめずに勝利を目指して欲しいと思います。史上初の日本ミックスダブルス世界制覇に期待です。
もう一方の対戦はワン・イルユ、ファン・ドンピンペアとプアヴァラヌクロー・テラタナチャイペア。どちらもどんな状況でもシャトルの返球をあきらめない執念を持った素晴らしいペアです。今回もいつも通りに名勝負を繰り広げてくれると期待しています。

試合結果はこちら

 

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