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水曜日から行われている全英オープン。
4日目は各種目の準決勝の試合が行われました。
伝統ある全英オープンは例年激戦が展開されますが、今年も例も漏れずどの試合も非常に面白いものばかりでした!
男子シングルスはヴィクター・アクセルセン選手とリー・ジージア選手の対戦。
ランキング的にはアクセルセン選手に分があると思っていましたが、実際にはファイナルゲームにもつれ込むかなりの接戦が展開されました。
アクセルセン選手は序盤から積極的に攻撃を仕掛け、対するリー・ジージア選手は比較的にゆっくりとしたスタートと、お互いに異なった戦略で試合が進めていました。
試合に勝利したのはヴィクター・アクセルセン選手!ファイナルゲームは21-19というギリギリの勝負でした。
19-19の時のリー・ジージア選手のミスは非常に勿体なかった印象です。あれがなければどちらが勝ったか分からなかったでしょう。
会場も大興奮の名勝負でした。
女子ダブルスはドゥ・ユエ、リ・インフィペアがイ・ソヒ、シン・スンチャンペアを破って決勝に進出しました。
どちらも攻撃型のペアなだけあって、非常にパワフルな試合展開となりました。
結果はドゥ・ユエ、リ・インフィペアが勝利。イ・シンペアに3度目の勝利を上げました。
現在中国2番手のドゥ・リペア。決勝進出で五輪出場は盤石でしょう。最後の決勝でどんな試合を見せるか楽しみです。
第3試合はミックスダブルスも大激戦を見せました。
組み合わせはソ・スンジェ、チェ・ユジュンペア対プアヴァラヌクロー・テラタナチャイペア。
この試合で衝撃的だったのは4人の反応です。あらかじめくる場所が完全に分かっているかのような反応で、通常なら相手を追い詰められるようなショットも難なく処理する姿が印象的でした。
勝利したのはプアヴァラヌクロー・テラタナチャイペア。ミックスダブルスで全英の決勝にタイが登場するのはプラパカモル・トントーンカムペア以来でしょうか?あの時は惜しくも優勝を逃してしまいましたが、今回は是非優勝を勝ち取って欲しいです。
第4試合はギデオン・スカムルジョペアがリー・ヤン、ワン・チーリンペアを破って決勝進出です。
昨年はまさかの1回戦敗退を喫したギデオン・スカムルジョペアでしたが、今年は順調に決勝まで勝ち上がってきましたね。
試合ではスカムルジョ選手の前衛が冴えていました。自身のサーブ後に返ってくる相手のレシーブプッシュをそのまま前衛で処理する様子は驚異的としか言いようがありませんでした。
全英オープンの男子ダブルスはここ3年間はインドネシアが独占しています。4年連続のインドネシア優勝は達成されるのか?注目です。
第5試合は奥原希望選手とチェン・ユーフェイ選手。
試合展開は第1ゲームはチェン・ユーフェイ選手が圧倒。見事が配球とテクニックで奥原選手からあっさりゲームを奪います。
しかし、ここから奥原選手が奮闘を見せます。
ここからペースを上げ、チェン・ユーフェイ選手のショットに対応していました。
第2ゲームは接戦を迎えますが、チェン・ユーフェイ選手が逃げ切って勝利しました。
チェン・ユーフェイ選手はこれで2年連続の決勝進出。2連覇まであと一歩となりました。
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