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火曜日からヨネックスタイオープン2021が始まります!
今大会は新型コロナウィルス陽性者が出たため、日本勢は参加見送りとなりました。 非常に残念なことではありますが、ウィルスの感染拡大を防ぐためには万全を期する必要があるので仕方ないことでしょう。インドネシアでも、世界ランク1位のケビン・サンジャヤ・スカムルジョ選手が感染したため、出場を取りやめました。
例年はSuper500のこの大会ですが、今年はSuper1000にランクアップ。また、大会が少ないこともあって重要性が一気に増しました。更に、次週には同じくSuper1000のトヨタタイオープン、その次にはワールドツアーファイナルが開催されることもあり、体力的にも厳しい戦いになりそうです。
今回は昨年10月のデンマーク以来の国際大会でもあります。しかし、10月は出場を取りやめた選手も多くいたため、1年近く大会に出ていない選手も少なくありません。。
外出も難しい状況で各選手がどのように調整をしていたかが見られる重要な機会になりそうですね。
男子シングルスは桃田選手が抜けたため、チョウ・ティエンチェン選手がトップシードとなりました。
安定した成績で世界ランク2位につけたチョウ・ティエンチェン選手。久しぶりの試合でどんな戦いを見せてくれるのか楽しみです。
順当に勝ち上がった場合、準々決勝でリー・ジージア選手と対戦します。
欠場選手の続出で得をしたのはタイのクンラブット・ビティッドサーン選手でしょう。
元々のドローでは1回戦で西本拳太選手と対戦予定でしたが、リザーブの選手が代わりに入ったことで、1回戦突破の可能性が大きく上昇しました。
ジュニアを卒業した直後の大事な時期に練習の機会が制限されてしまったヴィティッドサーン選手。
ここは是非1回戦を突破して、2回戦でアンソニー・シニスカ・ギンティング選手と対戦して欲しいです。
女子シングルスはタイ・ツーイン選手がトップシード。
直近の全英オープンでは優勝を果たしましたが、その勢いを長期の休みを挟んでも維持できるのでしょうか。
順当に勝ち進めば準々決勝ではミッシェル・リー選手と、準決勝ではP・V・シンドゥ選手と対戦します。
反対側の山のシード選手は、カロリーナ・マリン選手、ラチャノック・インタノン選手、アン・セヨン選手です。
最初の二人は元世界ランク1位の強豪選手。それに対してアン・セヨン選手は最近成長中の期待の若手です。
おそらくはこの3人のうちの誰かが決勝に勝ち残ってくるでしょう。
どんな戦いが見られるか楽しみですね!
男子ダブルスはこの種目をお家芸とする韓国とインドネシアに注目です!
インドネシアは世界ランク1位のギデオン・スカムルジョペアこそ欠場になったものの、世界ランク2位で過去3度の世界王者に輝いたアーサン・セティアワンペア、アジア大会銀のアルフィアン・アルディアントペアが出場しています。
更に、若手では2019年の世界ジュニア王者、カルナンド・マーチンペアと出場を決めています。
それに対し、韓国はこの種目で急成長を遂げている若手のチョイ・ソルギュ、ソ・スンジェペア、元世界王者のコ・スンヒュン、シン・ベクチョルペア、元世界ランク1位と2位のイ・ヨンデ、キム・ギジュンペアが出場しています。
この他にも、インド、マレーシア、地元タイなど、見逃せない選手がたくさんいます。
是非色々な選手をチェックしてみてください!
女子ダブルスは元々32人が揃わなかった所に日本勢のシュル上取りやめがあったため、少し寂しいドロー表になってしまいました。
しかし、出場選手にとってはランキングポイントを稼ぐ大チャンスです!
この大会のトップシードは韓国のイ・ソヒ、シン・スンチャンペア。前衛、後衛ともに非常に高い攻撃力を持ったペアです。
他のペアがこの韓国ペアの猛攻を捌いて優勝を阻止することが出来るのか?大会の行方に注目です。
ミックスダブルスは地元タイのプアヴァラヌクロー・テラタナチャイペアとインドネシアのジョルダン・オクタヴィアンティペアがツートップとなりました。
どちらも激しくて大胆なプレーが特徴的なペアです。今年もそのプレースタイルで観客を魅了してくれると期待しています。
少し気になるのは韓国のコ・スンヒュン、ヨム・ヘウォンペア。高い実力を持ちながらも最近は国際大会にあまり姿を見せないので世界ランクは低めなこのペア。シード選手を破って勝ち進んでくれることを期待しています。
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