トマス杯・ユーバー杯1日目 フランス、カナダが大健闘!

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日曜日から行われているトマス杯・ユーバー杯。
1日目は各種目のグループリーグが行われました。

日本女子勢はオーストラリアと対戦。
各試合を圧倒的大差で勝利を収めました。
グループリーグで面白そうな試合は4日目のインドくらいでしょう。それまでの試合は安心してみていられそうです。
山口選手が接戦になったのが少し気になりますが・・・

日本男子勢は香港と対戦しました。女子の場合と異なり、そこそこ強い相手だったので大差を付けて楽勝というわけにはいきませんでした。第1試合は桃田賢斗選手。グ・カロン・アングス選手との対戦。ファイナルゲームにもつれ込む接戦でしたが、何とか勝利を収めました。やはり桃田選手がいると安定感が大きく増しますね。前回のトマス杯やスディルマン杯ではシングルスが穴になってしまっていましたが、これからしばらくはそういう心配はなさそうです。第3シングルスは坂井一将選手が登場。リー・チュックユー選手との対戦でした。こちらの試合は残念ながら坂井選手はストレートで敗れてしましました。リー・チュックユー選手は最近ランキングを上げているなのでこれからの試合が少し気になります。

今日の大番狂わせはトマス杯のインドでしょう。
トマス杯ではフランスに、ユーバー杯ではカナダに敗れる波乱の展開。トマス杯は、個人戦では上位大会で優勝者を出している強豪インドが余裕で勝つと思っていましたがフランスがまさかの勝利を収めました。インドはキダンビ・スリカンスとランキレディ・シェティペアが今大会にエントリーしなかったため、少し実力が落ちた状態だったのも関係しました。この試合で特に面白かったのが第3シングルス。フランスのトマ・ジュニア・ポヴォブ選手が1時間の激戦を制して勝利を収めました。数年前から将来を期待されており、動画などもたびたび上がっていたポヴォブ選手。大舞台での勝利をきっかけにどんどん成長していってほしいです。また、フランスの勝利にはコーチの存在も欠かせないでしょう。現在はかつてのビッグ4の一角、ピーター・ゲード選手がフランスチームを率いています。選手としてでなくても、かつての名選手の姿が見られるのは嬉しいものですね。

ユーバー杯も、同様にシンドゥ選手が大会にエントリーせず、フルメンバーではありませんでした。結果は1-4と差を付けられての敗退となりました。昨年のスディルマン杯ではフルメンバーで登場し、ウィークポイントのミックスダブルスも新ペアを結成して補強するなどして気合を入れていた印象でしたが、今年はそれと比べるとあまりにも差があります。トマス杯、ユーバー杯にはあまり関心がないのでしょうか・・・?

また、今日のトマス杯で実力差が最も大きかったのは中国対オーストラリアでした。ダブルスの2番手とシングルスの3番手を温存しながら全試合でストレート勝利。実力と層の厚さを存分に見せつけました。唯一第1ダブルスはオーストラリアが少し健闘しました。この試合、オーストラリアはマシュー・チャウ、サワン・セラシンハペア。リオ五輪の時もトップランカー相手に面白い試合展開を見せていたペアでした。今回も世界チャンピオンのリュー・チェン、ツァン・ナンペアに対して勝利こそならなかったものの接戦を演じました。オセアニアはまだまだバドミントンが強くないので、この若いペアに期待が集まります。

試合結果はこちら

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