インドネシアオープン6日目 日本勢2種目優勝!

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水曜日から行われているインドネシアオープン。
5日目は各種目の決勝が行われました。

第1試合は女子シングルス。タイ・ツーイン選手とチェン・ユーフェイ選手の対決でした。第1ゲームはタイ・ツーイン選手がいつもより少しミスが多いことと、チェン・ユーフェイ選手が上手いプレーをしていたので23-21でチェン・ユーフェイ選手が奪いました。しかし、そこからタイ・ツーイン選手が普段の実力を発揮し始めます。第2ゲームは21-15、第3ゲームは21-9とどんどん点差を離し、大逆転劇を見せてくれました。これでタイ・ツーイン選手の優勝は今年5回目。6大会出場して全大会決勝進出、その中で5回優勝しているわけですから、本当に凄いの一言です!

第2試合は女子ダブルスは日本勢同士の試合。
世界チャンピオンを破り勢いのある永原松本ペアと元世界ランク1位の福島廣田ペアの試合となりました。どちらも気迫のあるプレーを見せていましたが、テクニックでは福島廣田ペアが勝っていた印象です。結果はファイナルゲームで福島廣田ペアが勝利。全英オープンで成し遂げられなかったレベル2制覇を果たしました。福島廣田ペアは今までもスーパーシリーズファイナルや世界選手権など、大一番は上位に挙がってきています。最後のレベル2である中国オープンが楽しみです。

第3試合の男子シングルスはでは桃田賢斗選手が世界チャンピオンのヴィクター・アクセルセン選手と対戦。ジュニア時代からのライバル同士の試合となりました。第1ゲームは桃田選手がアクセルセン選手に対して11-1と大きく点差を離す展開となりました。その後、アクセルセン選手が少し盛り返しますが、21-14で桃田選手が第1ゲームを奪いました。第2ゲームは桃田選手が圧倒。アクセルセン選手もミスがかなり増え、21-9で決着。桃田選手が優勝を飾りました。この優勝で桃田選手は世界ランク6位に浮上する予定です。世界選手権の優勝も夢ではありません!

第4試合はミックスダブルス。
リオ五輪金メダリストで地元のスターであるリリアナ・ナッチル、トントウィ・アーマドペアが登場。リオ五輪銀のチャン・ペンソン、ゴー・リューインペアと対戦し、リオ五輪決勝の組み合わせを再現しました。第1ゲームはお互いの持ち味を発揮した互角の勝負を展開しました。対照的に第2ゲームは地元のナッチル・アーマドペアが圧倒し、21-9という大差で勝利。今大会2連覇を達成しました。チャン・ゴーペアはマレーシア史上初のインドネシアオープン優勝がかかっていたのでそこは少し残念でした。しかし、ゴー・リューイン選手が復活して順調にランキングを戻しています。
マレーシア1番手に復帰する日も近そうです。

第5試合は井上金子ペアとギデオン・スカムルジョペアの試合。昨年のジャパンオープンの再現となりました。内容は、ギデオン・スカムルジョペアが井上金子ペアを圧倒!攻撃、守備どちらも違いを見せつけ勝利しました。井上金子ペアはスカムルジョ選手の前衛を抜けずに仕方なく上げて、ギデオン選手に決められる展開が非常に多かった印象です。あそこまで球を取られると何をしていいのかわからなくなりそうです・・・
更に驚いたのは会場の演出です。
ギデオン・スカムルジョペアが優勝した瞬間に紙吹雪がコートいっぱいに舞う驚きの演出でした。バドミントンではこのような派手な演出は珍しいですね。ギデオン・スカムルジョペアの優勝は今年で3回目。優勝の割合は75%と強敵としか言いようのない成績です。更にランキングポイントも再び10万を超え、2位以下を更に引き離す予定です。無敵に近い活躍を見せるギデオン・スカムルジョペア。世界選手権はどうなるのか?今から楽しみですね!

試合結果はこちら

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