福州中国オープン6日目 桃田選手、今年4回目のツアー優勝!

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火曜日から行われている福州中国オープン。
6日目は各種目の決勝が行われました。

男子ダブルスで優勝を果たしたのはギデオン・スカムルジョペア!
中国の若手ペアの気迫に全く怯まず、自身の実力を発揮して勝利しました。攻撃力は中国に分がありましたが、守備はやはりギデオン・スカムルジョペアが上回っていました。相手の激しいスマッシュを相手がミスするまで凌いでいる姿が印象的でした。
この優勝でギデオン・スカムルジョペアのワールドツアー優勝は7回目。更に獲得賞金総額も100万ドルを超える等、素晴らしい業績を打ち立てています。
この調子で戦い続けて欲しいですね!

ヘ・ジンティン、タン・シャンペアも決勝まで勝ち上がったことでかなりのランキングポイントを手に入れています。今回の準優勝でランキングポイントは8000程上昇。次回のランキング更新では13位辺りまでランキングが上がります。来週の活躍も期待できるかもしれません。

男子シングルスは桃田選手とチョウ・ティエンチェン選手チョウ・ティエンチェン選手の対決。
デンマークオープン以来の対戦となりました。
試合は点数的にはあっさりしたものでしたが、展開はかなり厳しい様子でした。どちらも精度の良いクリアやドロップなどで慎重に相手に様子を見て僅かな隙を突く二人。なかなか隙が出来ないので、ラリーは全体として長めでした。
勝利したのは桃田選手。67分の激闘でした。今回の優勝で桃田選手は11000ポイントを獲得。これで来週のランキングポイントは100000を超えそうです。これで世界ランク1位がランキングポイント100000を超えていないのは女子ダブルスのみとなりました。

女子ダブルスは永原松本ペアと韓国のイ・ソヒ、シン・スンチャンペアが激闘を見せました。
どちらも女子ダブルスではトップクラスのパワーを持っており、予想通りの激しい打ち合いが展開。実力はほぼ拮抗していましたが、本当に少しの差でイ・ソヒ、シン・スンチャンペアが勝利する結果となりました。
イ・ソヒ選手は怪我の為、最近は危険が続いていましたが、怪我も少しずつ治ってきているようで安心しました。現在の女子ダブルスは日本が圧倒的な強さを誇っていますが、同じ国ばかりが勝つのも面白くないので、他の国に強くなって欲しいと思います。

女子シングルスは奥原希望選手と地元中国のチェン・ユーフェイ選手の対戦。
試合はチェン・ユーフェイ選手が有利に運ぶ展開が続きました。
第1ゲームはチェン・ユーフェイ選手が圧倒!奥原選手に反撃のすきを与えず、21-10で1ゲーム目を奪いました。第2ゲームは奥原選手も積極的に動いてラリーを展開しましたが、ゲームを奪うまではいかず、21-16でチェン・ユーフェイ選手が勝利しました。
意外なことに優勝は今年初。世界ランキング4位にしては少ないなという印象でした。しかし、多くの選手は一度優勝するとそれを足掛かりにどんどん優勝していく場合があります。シニアの世界に入ってまだ日の浅い彼女なので、ここから更に化けるかもしれません。彼女の今後に注目です。

ミックスダブルスはチェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペアとワン・イルユ、ファン・ドンピンペアペアによる地元同士の決勝となりました。
結果はチェン・ファンペアの勝利!ワールドツアー7回目の優勝を果たしました!
普段はハイスピードなラリーで、相手に大きな点差を付けるのが当たり前のこのペア。しかしながら今回はそうはいきませんでした。
ワン・ファンペアは試合全体で素晴らしい集中力を発揮。チェン・ファンペアの凄まじい連携攻撃を凌いでポイントを重ねていました。
更に、攻撃面でも相手に球筋を読ませない多彩なショットを披露。チェン・ファンペアを翻弄する展開も多く見られました。
試合は最後まで結果の分からない大接戦でしたが、結果はチェン・ファンペアが勝利しました。
本当に圧倒的な強さを見せ続けているこのペア。この強さがどこまで続くのか気になります。

試合結果はこちら

 

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