スディルマン杯7日目 日本、4年ぶりに初優勝のチャンスが到来しました!

スディルマン杯

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日曜日から行われているスディルマン杯。
7日目は準決勝が行われました。

男子ダブルスは嘉村園田ペアが登場!
世界ランク1位のギデオン・スカムルジョペアと対戦しました。
試合はギデオン・スカムルジョペアが優勢。嘉村園田ペアが出遅れた隙にどんどん点差を広げていき、21-14でゲームを奪いました。
第2ゲームは嘉村園田ペアが調子を上げて接戦にもつれ込みました。しかし、17-17の時にギデオン・スカムルジョペアが一気に3連続得点。そこから嘉村園田ペアが1点を返すも、逆転には至らず、21-18でギデオン・スカムルジョペアの勝利となりました。
ギデオン・スカムルジョペアは最近あまり調子がよくなさそうだったので心配していましたが、世界ランク2位の嘉村園田ペアに勝利し、元気が姿を見せてくれて安心しました。
嘉村園田ペアがもう少しでファイナルゲームというところだっただけに、非常に惜しい結果となってしまいました・・・

女子シングルスは山口茜選手が登場!インドネシアの1番手、グレゴリア・マリスカ・チュンジュン選手をストレートで破りました。世界ランクの差が一番大きかったこの対戦。結果もやはり21-13 21-13と大差をつけて勝利しました。
チュンジュン選手も時折いいプレーを見せることはありましたが、やはりまだ粗のある部分が見受けられました。
対照的に山口選手は安定したミスの少ないプレーを見せており、トップランカーの実力を見せつけてた印象です。

男子シングルスは世界王者の桃田賢斗選手が登場。アンソニー・シニスカ・ギンティング選手と対戦しました。
圧倒的な強さを見せる桃田選手が一番苦手とするのがこのギンティン選手。試合も今までのように楽な展開にはなりませんでした。
第1ゲーム序盤は桃田選手が一気に5点を上げてギンティング選手を引き離しました。しかし、その直後にギンティング選手が一気に得点し、追いつきました。その後は一方が離し、もう一方が追いつくという展開を繰り返し。最後は桃田選手がギンティング選手を引き離し、21-17でゲームを終えました。
第2ゲームは得点差こそ開かなくなりましたが、概ね第1ゲームと同じ展開。最後は桃田選手が21-19でゲームを奪い、勝利を決めました。
今回の試合、桃田選手は強打をそこまで使わず、ラリー勝負を挑みました。フルパワーに近いスマッシュを使ったのは第2ゲーム後半からで、体力的にそこまで無理のない戦い方をしていた印象でした。
桃田選手とは対照的に、ギンティング選手は自身の高い攻撃力を活かして積極的なプレーを見せていました。特に、クロスからのスマッシュは威力が高く、桃田選手を大いに苦しめました。
今回はどちらの選手も自身の長所を生かしており、非常に面白い試合になりました。今後の対決も楽しみです。

女子ダブルスは世界女王、永原松本ペアが登場。ポリー・ラハユペアと対戦しました。対戦成績では2戦全勝の永原松本ペア。今回も先の例に違わぬ素晴らしい結果を見せてくれました。
第1ゲームは大量連続得点こそありませんでしたが、自慢の攻撃力で序盤からじわじわと点差を離し、21-15で第1ゲームを奪いました。第2ゲームもそのままの勢いで進み、 で勝利。日本の決勝進出を決めました!
このペアは非常に攻撃力が高いのですが、守備もどんどんうまくなっており、更に実力を上げる可能性を秘めていますね。現在も2位とは僅差の状態で世界ランク1位に君臨する彼女達ですが、今後順調に成長すれば更に圧倒的な存在になれるのではないかと期待しています。

明日の決勝は中国との対戦。
オーダーはまだ公表されていませんが、おそらく準決勝と同じフルメンバーで臨んでくるでしょう。この国との対戦では勝ちを確信できるような試合はもはやありません。
更に、体力的には中国の方が有利です。チェン・ユーフェイ選手以外はグループリーグから2番手以降の選手と交代でプレーをしています。チェン・ユーフェイ選手も全試合に登録されていますが、準決勝は出場前に勝負がついたので休むことが出来ています。
対して、日本側は桃田選手、嘉村園田ペアは3試合連続の出場。更に今までと違い間に日を置かないので今日の疲れが残らないか心配です。会場も中国で、あまり有利な要素がそろっているわけではない状況ですが、再び巡ってきたスディルマン杯初優勝の大事なチャンスなので、是非ここは奮起して優勝をして欲しいですね!

試合結果はこちら

 

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