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火曜日から行われているサイードモディ国際。
6日目は各種目の決勝が行われました。
今大会唯一の地元優勝となったのは男子シングルスのサミール・ヴェルマ選手!
決勝では中国のル・ガンツ選手と激戦を繰り広げました!
点数は16-21 21-19 21-14と決勝では唯一のファイナルゲームとなりました。
この優勝でヴェルマ選手は7000ポイントを獲得!ツアーランキングも7位に上昇。これでヴェルマ選手はワールドツアーファイナルの出場権を獲得しました。本当にギリギリの滑り込みでの出場です!
他の試合はストレートではありましたが、激しい展開を見せていました。
ミックスダブルスは中国のオウ・シャンニ、フェン・シュエインペアとインドネシアのリヴァルディ・メンタリペア。
24歳が1人と19歳が3人という非常に若い選手同士の試合でした。
優勝を決めたのはオウ・シャンニ、フェン・シュエインペア。ミックスダブルス王国の中国にまた新たなペアが誕生しました!
男子ダブルスは地元インドの若手、ランキレディ・シェティペアとアジア大会銀メダリストのアルフィアン・アルディアントペアの試合。
第1ゲームはアルフィアン・アルディアントペアが圧倒!ランキレディ・シェティペアを完全に抑えていました。
2ゲーム目はランキレディ・シェティペアが奮闘!20-16でゲームポイントを握り、ファイナルゲームへの道を開きかけました。
しかし、ここでアルフィアン・アルディアントペアが凄まじい逆転劇を見せます。4連続のゲームポイントを凌ぎ、更に勢いそのままに第2ゲームを奪って優勝を決めました!
女子シングルスは地元のスターで元世界ランク1位のサイナ・ネワル選手が登場。昨年の世界ジュニア準優勝者である中国のハン・ユエ選手と対戦しました。
第1ゲームのネワル選手は得意のスマッシュを生かしてゲームを運んでいましたが、ハン・ユエ選手の粘りにより得点しきれず、第1ゲームを落とします。
第2ゲームはハン・ユエ選手がネワル選手を一気に突き放してストレート勝利を収めました。
ハン・ユエ選手はこの優勝で20位前後まで一気にランクを上げます。ライバルであるグレゴリア・マリスカ・チュンジュン選手にも追いついてきました。将来有望な若手選手の今後に期待です!
女子ダブルスは地元エース、ポンナッパ・シッキペアとマレーシアの若手、チョウ・メイカン、リー・メンヤンペアが登場!激しいラリー戦を展開しました。
試合は高い攻撃力を誇るポンナッパ・シッキペアと、対照的に固い守備を得意とするチョウ・リーペアの勝負となりました。
どちらもなかなか威力が衰えない体力を持ってはいましたが、チョウ・リーペアのシャトルコントロールが良かったこと、ポンナッパ・シッキペアのコンビネーションがいつもより良くなかったことことから試合を有利に運んだのはチョウ・リーペアでした。
結果はストレートでチョウ・リーペアの勝利!
マレーシアは元世界ランク1位のチン・イーフィー、ウォン・ペイティペア以来トップランカーが育っていないのが現状です。
このペアが今の状態を打破してくれることを期待します!
試合結果はこちら