月曜日から行われていた世界選手権。
今年、奥原選手が日本史上初の世界選手権制覇という偉業を達成しました!
奥原選手は決勝戦でリオ五輪銀メダリストのP・V・シンドゥ選手と対決、両者とも疲労困憊になるまで戦い続ける超長期戦となりました。しかし、そこは粘り強さを持ち味と
する奥原選手、ギリギリの勝負でしたが、粘り勝って勝利を手にしました。リオ五輪では銅メダルでしたが、1年たって、遂に金メダルを手にした奥原選手。今後に期待ですね
!
男子シングルスは奥原選手と同世代で、桃田選手のライバルでもあるヴィクター・アクセルセン選手が優勝、20年ぶりに男子シングルスのデンマーク優勝を飾りました。この
ときの対戦相手はリンダン選手。ビッグタイトルにとても強い選手で、幾度となくライバルを破ってきた彼ですが、準決勝でリオ五輪チャンピオンのチェンロン選手をダブルスコアで破ったアクセルセン選手の勢いを止めることはできず、ストレートで敗れました。アクセルセン選手はジュニアの頃から応援し続けていた選手なので本当に感動しました!
女子ダブルスは中国の若手ペア、チェン・ジアペアが優勝。それぞれ20歳、21歳という若さでチャンピオンに輝くのは本当に素晴らしいです。更に、チェン・チンチェン選手 はミックスでも銀メダルを取っていました。
男子ダブルスはツァン・リューペアがアーサン・サプトロペアを破って優勝。堅実かつ非常にクレバーな戦い方で中国の強さを見せてくれました。前回大会ではミックスの優勝を争った二人でしたが、今回は男子ダブルスで共闘。オールマイティーさもある魅力的なペアです。
ミックスダブルスはリオ五輪チャンピオンのナッチル・アーマドペアが勝利。若くして世界ランク1位に上り詰めた中国のチェン・チェンペアにベテランの意地を見せつけた形です。
優勝以外では、日本の福島廣田ペアが銀メダル、タカマツペアと嘉村園田ペアが銅メダルを獲得。日本勢は前回を超える計4枚のメダルを獲得しました。どんどん強くなる日本ですが、このまま頑張って欲しいです。来年はアジア大会が個人、団体での優勝を楽しみにしています。
他の国でもネワル選手やアーサン選手の復活、韓国男子ダブルスの有望株の出現などこれから面白くなりそうなことが起こっていました。来月からはスーパーシリーズの後半に突入しますが、何が起こるか今から楽しみです。