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火曜日から行われているアジア選手権。
3日目は各種目の2回戦が行われました。
現在まで、日本勢は11人(組)が勝ち残っています。
日本勢は一番手の選手が順当な勝ち上がりを見せています。
世界王者の桃田賢斗選手は、1回戦こそ接戦になったものの、2回戦は相手をダブルスコアで制して勝利しました。また、現世界ランク1位の福島廣田ペアもドゥ・ユエ、リ・インフィペアを破って準々決勝に進みました。
昨年の優勝者でこの3人には是非2連覇を目指して欲しいと思います。
今大会、日本勢は現世界女王、永原松本ペアが気になります。
2年前から急激にランキングを伸ばしてきた二人。今月初めには遂に世界ランク2位まで上り詰めました!更に今大会では世界ランク1位のチャンスが到来!この大会で決勝進出を決めれば無条件で世界一が確定します!
準々決勝では中国のリ・ウェンメイ、チェン・ユーペア、準決勝ではおそらく福島廣田ペアと対戦します。
日本勢はシード選手だけでなくノーシード選手も頑張っています。
ミックスダブルスでは金子松友ペアが準々決勝進出を果たしました。1回戦では第7シード、アジア大会銀メダルのタン・チュンマン、テ・インセットペアを破る大快挙!更に2回戦ではインドネシアのジョルダン・オクタヴィアンティペアに勝利しました。
準々決勝ではミックスダブルスの絶対王者、チェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペアと対戦します。
順調に勝利するシード勢にですが、リオ五輪金メダリストのタカマツペアは今大会2回戦敗退となり、少し心配な様子です。
3月の全英オープンからベスト8進出を4回連続で逃しており、調子がいいとは言えない状態の二人。東京五輪のレースが来週から始まりますが、そちらではかつての勢いを取り戻して欲しいと思います。
海外勢を見ても第1シードは全員順調に勝ち残っています。シード同士が激突するのは明日の準々決勝からなので本当のが楽しみはこれからですね。
海外勢で気になったのは韓国のキム・ウォンホ、カン・ミンヒュクペア。
昨年は様々にペアを組みかえながらも大会ではそこそこ良い成績を収めている韓国の若手男子ダブルス。今回は19歳と20歳の若手ペアで登場しました。このペアは2回戦で第8シードで元世界王者のリュー・チェン、ツァン・ナンペアを破っています。例年若手の活躍が目立つアジア選手権ですが、彼らがどこまで勝てるか気になります。
準々決勝の相手はマレーシアのチア・アーロン、ソー・ウォイイックペアです。
若手が目立つ半面、ベテラン勢はあまり目立っていないのが残念です。今年はリー・チョンウェイ選手の不在に加えて、リン・ダン選手も2回戦で早期に敗退してしまいました。
そんな中で存在感を見せたのはベトナムの36歳、グエン・ティエンミン選手!2000年から世界の舞台で戦ってきた彼も最近は上位の大会で見かけることもあまりなくなりました。しかし、今大会では見事な活躍を見せ、準々決勝の舞台に進んできました。
準々決勝ではリオ五輪金メダリストのチェン・ロン選手と対戦。対戦するのは実に5年ぶりとなります。どんな結果が見られるのか非常に楽しみです!
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