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火曜日から行われているオーストラリアオープン。
6日目は各種目の決勝が行われました。
現在、日本勢は峰歩美選手と高畑櫻本ペアが決勝に登場しました。

第1試合は峰選手の試合。中国の若手、カイ・ヤンヤン選手が相手でした。昨年のマカオオープンで優勝した期待の若手選手です。第1ゲームはカイ・ヤンヤン選手が素晴らしいスマッシュの精度を見せました。とにかくラインぎりぎりにショットが入っているので峰選手はかなり苦戦していました。
第2ゲームは似たような展開で終了。21-14 21-13でカイ・ヤンヤン選手が勝利しました。峰選手はこの準優勝で5950ポイントを獲得。来週のランキング更新では世界ランキングが100位台まで上がる予定です。優勝したカイ・ヤンヤン選手は世界ランク60位台に上がる予定。この調子で大会に出続ければワールドツアー後半の中国マスターズや香港オープンには出場するかもしれませんね。今後の活躍が楽しみな選手です。

女子ダブルスは第3試合。高畑櫻本ペアは昨年の世界ジュニア女王のイ・ユリム、ベク・ハナペアと対戦。試合は、どちらも守備が上手いため、準決勝同様かなりの長期戦となりました。ラリーも84回のラリーを始め、ロングラリーが非常に多い展開になりました。攻撃力、守備力共に大きな差はない様子でしたので、勝敗を分けたのはコンビネーションだったのではないでしょうか？韓国の二人はコート中央に来たクリアの対処が遅かったので高畑櫻本ペアは試合をいくらか有利に運べたようでした。コンビネーションは時間をかけないとなかなか手に入るものではないので、韓国の二人にはこれから頑張って欲しいですね。高畑櫻本ペアは2週連続優勝を達成。来週のランキング更新では20位台前半まで上がります。来月のマレーシアオープンは来週のランキングを参考に出場を決めるのでエントリーすればギリギリ参加できます。
大量のポイントを獲得する重要なチャンスなので是非出て欲しいですね。

第二試合は男子シングルスはル・ガンツ選手とツォウ・ツェーチ選手の試合。中国若手選手同士の試合になりました。
どちらも地元中国の試合以外では目立った成績を上げている選手ではありませんでしたので、本格的な国際大会の決勝は二人とも初めてでした。結果は21-8 23-21でル・ガンツ選手が勝利しました。ジュニアで目立たないからと言ってその後も活躍しないということはありません。チョンウェイ選手のように遅咲きの選手もいるので、二人には地道に頑張って欲しいと思います。

第4試合の男子ダブルスはアングリアワン・ハルディアントペアとパンカリヤニラ・サントソペアの対戦。インドネシアの同国対決となりました。試合は第１ゲームと第２ゲームはお互いに大差を付けてゲームを取りました。ファイナルゲームはアングリアワン・ハルディアントペアが有利な展開で試合が進み、最終的に21-9 9-21 21-15でアングリアワン・ハルディアントペアが勝利しました。

第5試合はミックスダブルス。リオ五輪銀メダリストを取ったマレーシアのチャン・ペンソン、ゴー・リューインペアと韓国のソ・スンジェ、チェ・ユジュンペアの試合でした。
第1ゲームは韓国の二人が猛攻を仕掛け、21-13とあっさり決着。しかし、ここからチャン・ゴーペアが実力を発揮します。第2ゲームは接戦となり、チャン・ゴーペアが先行しソ・チェペアが後を追う形になりました。先にチャン・ゴーペアがゲームポイントを握りますが、そこからソ・チェペアが逆転。23-21でソ・チェペアが第2ゲームを奪い、優勝を果たしました。韓国のダブルス選手はペアを崩しても上位に勝ち上がってくるので新ペアでも油断できません。これからどうなるのか気になります。

今大会で決勝に進んだ選手は来月のマレーシアオープン出場の当落線上にいる選手が多ったのですが、どの選手も出場権を得られそうです。更に上の選手と当たった時に彼らがどんな戦いをするのか楽しみですね！

試合結果はこちら

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