アジア選手権6日目 女子シングルス、男子ダブルスで日本史上初優勝!

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火曜日から行われているアジア選手権。
6日目は各種目の決勝が行われました。

今大会は日本勢が3種目を制覇!
オリンピックレース前最後の大会で大快挙を見せました。

男子シングルスは桃田賢斗選手が優勝!地元中国のシー・ユーチー選手をファイナルゲームの末破り、見事今大会2連覇を達成しました!
前回の直接対決で負けているので第1ゲームを12-21で取られたときはかなり焦りましたが、そこから大逆転を見せてくれました。
圧倒的な実力を見せる桃田選手。これからの活躍にも期待大ですね!

女子シングルスは山口選手がヘ・ビンジャオ選手を破って優勝!第1ゲームは21-19で、第2ゲームは21-9という大差を付けて勝利しました。
これで山口選手は日本女子シングルス史上初のアジア選手権優勝を達成!日本バドミントン界の歴史に名を刻みました!
来週からオリンピックレースがスタートしますが、山口選手はどんな戦略でレースを戦っていくのか?今後の展開に注目です。

男子ダブルスは遠藤渡辺ペアが優勝!
ギデオン・スカムルジョペアに対し、21-18 21-3で勝利しました。遠藤渡辺ペアも山口選手同様、種目初の日本人優勝を達成しました。1日で2度の快挙を同時に達成したことになりましたが、日本が強くなっているのを感じますね。

遠藤渡辺ペアは第1ゲームで素晴らしい守備を見せてギデオン・スカムルジョペアの攻撃を凌ぎました。第2ゲームはギデオン・スカムルジョペアのやる気が完全になくなった様子で、すぐに終了しました。
ギデオン・スカムルジョペアに何があったのかはよくわかりませんが、オリンピックレースでは全盛期の姿を取り戻して欲しいと思います。
遠藤渡辺ペアは冴えたプレーを見せていて今まででもかなり良い試合だったのではないでしょうか?この調子で他の大会に望めればオリンピックレースをかなり有利に運べそうですね。

女子ダブルスはチェン・チンチェン、ジア・イーファンペアが優勝!永原松本を大激戦の末破りました。
対戦カードは先月の全英オープンの再現となりましたが、試合展開も同様の激しさを見せました。
どちらも非常に高いスキルを見せていただけでなく、どんな球でも取ろうとする執念を感じました。普通の選手では決まるであろうショットをどんどん取っており、非常に楽しめた試合でした!
来週のランキング更新で永原松本ペアは世界ランク1位に、チェン・ジアペアは3位になる予定です。どちらもいい位置についてオリンピックレースをスタートできそうです。
また、この試合ではチェン・チンチェン選手がフットフォルトが2度取られる場面がありました。サービスジャッジは良く見ているものですね。感心してしまいました。

ミックスダブルスはワン・イルユ、ファン・ドンピンペアが優勝!第1ゲームはヘ・ジーティン、ドゥ・ユエペアも健闘していましたが、第2ゲームは実力の差が出た印象でした。
ヘ・ジーティン、ドゥ・ユエペアはチェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペアを破る大快挙を達成したので優勝も少し期待していました。決勝ではヘ・ジーティン選手は繋ぎ球のミスが少し多かった気がしたのが残念でした。これがなければもっと行けたような気がします。

試合結果はこちら

 

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