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火曜日から行われているオーストラリアオープン。
5日目は各種目の準決勝が行われました。
現在まで、日本勢は3人(組)が勝ち残っています。
男子シングルスはクリスティー・ジョナサン選手がアンソニー・シニスカ・ギンティング選手が決勝進出を果たしました。
それぞれチョウ・ティエンチェン選手とワン・ツーウェイ選手を破ってここまで勝ち上がってきた二人。どちらも積極的な攻撃でポイントを取っており、決勝でも面白い試合が期待できそうです。
対戦成績も世界ランクもほぼ互角の二人ですが、今回の対決がどんな結果になるのか楽しみですね。
男子ダブルスは嘉村園田ペアが決勝進出!韓国の若手、チョイ・ソルギュ、ソ・スンジェペアとの対戦に勝利しました。
第1ゲームはシーソーゲームの接戦を展開。ゲームの終わりまで接戦は続き、最後は25-23で嘉村園田ペアがゲームを奪いました。
第2ゲームでは嘉村園田ペアが3~4点差を維持していましたが、後半は韓国の二人が一気に逆転し、21-19でゲームを奪いました。
ファイナルゲームでは嘉村園田ペアが序盤から大きく点差を離し、そのまま勝利を収めました。韓国の二人はこれまでの激しいプレーがあまり見られず、体力的に厳しそうな様子でした。
もう一方の男子ダブルスは現世界王者のリ・ジュンフィ、リュー・ユーチェンペアが敗れる波乱が見られました。
決勝進出を果たしたのは韓国の元世界王者、コ・スンヒュン、シン・ベクチョルペア!ペア再結成直後から現在まで着実に勝利を重ね、決勝に進むことも多くあった二人ですが、今までは強敵と対戦することはほとんどありませんでした。しかし、今大会では1回戦で遠藤渡辺ペア、準々決勝ではアーサン・セティアワンペアなど次々強敵と対戦し、勝利を収めています。
プレーを見てもかつての実力を取り戻しつつあるのが窺えます。最近の韓国男子ダブルスは頻繁にペアの組み換えを行っていましたが、五輪レースのある今年はペアを固定してくるでしょう。かつての栄光を取り戻すためにこれからも頑張って欲しいと思います。
ミックスダブルスはジョルダン・オクタヴィアンティペアが渡辺東野ペアを僅差で破って決勝に進みました。
試合展開はかなり極端で、第1ゲーム、第2ゲームはそれぞれジョルダン・オクタヴィアンティペア、渡辺東野ペアが相手に大差を付けてゲームを奪いました。
本格的な勝負が始まったのはファイナルゲーム。こちらは中盤まで接戦が続きました。その後は少しずつジョルダン・オクタヴィアンティペアが離していき、21-17で勝利しました。
渡辺東野ペアが最後に追い上げを見せていただけに、非常に惜しい敗退となってしまいました。しかし、二人とも相手を翻弄するテクニックを見せてくれていました。
それに対してジョルダン・オクタヴィアンティペアは素早い動きとパワーが印象的でした。ジョルダン選手が意外と積極的にプッシュに出てくるのは驚きました。女子のコートカバー力を信頼していないと出来ない大胆なプレーですね。
この試合はどのゲームもギリギリのショットが多く、どちらのペアもかなりの運動量を見せるタフなゲームでした。
また、ディフェンスも非常に優れており、強烈なプッシュをどんどん返す白熱のラリーを見せてくれました。
Super300の大会でここまでの試合が見られるのは本当にラッキーです。
女子ダブルスはチェン・チンチェン、ジア・イーファンペアがポリー・ラハユペアを、福島廣田ペアがタカマツペアを破って決勝に進みました。両ペアのこれまでの成績を見ると、世界ランキングに影響があるとは思えないので、あまり気負わずにのびのびとプレーして欲しいと思います。
試合結果はこちら
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