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月曜日から世界選手権2019が始まります！
今大会、日本勢は19人(組)出場します。

男子シングルスは桃田賢斗選手、西本拳太選手、常山幹太選手が参加。それぞれ第1シード、第8シード、第13シードでの登場です。順当な勝ち上がりを見せれば3回戦で桃田選手は第11シードのリン・ダン選手と、西本選手はリー・ジージア選手と、常山選手はアンデルス・アントンセン選手と対戦の予定です。
リン・ダン選手は平均的な成績は振るいませんが、マレーシアオープンでは優勝を果たし、実力はまだ健在です。ビッグタイトルではかなりの強さを見せるので、現在圧倒的な強さを見せる桃田選手でも油断は禁物です。
リー・ジージア選手は現在の急成長株。昨年から多くの上位選手を破り、一気に順位を上げてきています。西本選手も直近の2回で負けており、厄介な相手になりそうです。
アントンセン選手は以前から上位には入っていましたが、今年はインドネシアマスターズで優勝、インドネシアオープンで準優勝と更に実力を付けています。日本勢が3回戦で当たる相手としては1番強い相手です。常山選手がどう戦うのか楽しみです。

やはり一番優勝に近いのは桃田選手でしょう。リン・ダン選手以降の相手は西本選手→クリスティー・ジョナサン選手→チョウ・ティエンチェン選手となりそうです。シー・ユーチー選手、ヴィクター・アクセルセン選手、ソン・ワンホ選手といったトップ選手が棄権する中で第2シードを獲得したチョウ・ティエンチェン選手。上記選手が怪我に苦しむ間に一気にランキングを上げてきました。先日はインドネシアオープンとタイオープンで優勝。3週連続の海外遠征の中で2大会制覇を達成しています。非常に高い守備力で会場を沸かせてくれるチョウ・ティエンチェン選手。世界選手権でもそれを見せてくれることに期待しています。
また、アジア大会王者のジョナサン選手も気になります。最近はジャパンオープンで準優勝を果たしており、調子のよさを感じさせます。

女子シングルスは山口茜選手、奥原希望選手、高橋沙也加選手、大堀彩選手が参加。それぞれ第1シード、第3シード、ノーシード、ノーシードでの登場です。各選手の3回戦の相手はリーネ・ヤエスフェルト選手、スン・ジヒュン選手、ヘ・ビンジャオ選手、ハン・ユエ選手の予定です。
奥原選手、山口選手は1回戦がないこともあり、体力的にも問題はないでしょう。大堀選手は1回戦は大きな問題はないかと思いますが、2回戦のヘ・ビンジャオ選手は第6シード。勝てるチャンスは十分にあると思いますが、厳しい相手となりそうです。
高橋選手は1回戦からヨーロッパ大会銀メダリストのカースティ・ギルモア選手。ランキングは高橋選手が上回っていますが、ギルモア選手は大舞台に強いのでもしかしたら思わぬ苦戦を強いられるかもしれません。2回戦のハン・ユエ選手は2017年の世界ジュニア選手権の銀メダリスト。若手の成長株です。高橋選手はきつい戦いが続きますが、逆境に負けずに頑張って欲しいと思います。

優勝の可能性が高いのは奥原選手と山口選手でしょう。順調な勝ち上がりなら二人の準々決勝以降の相手は次のようになります。
山口選手：ラチャノック・インタノン選手→奥原選手→タイ・ツーイン選手
奥原選手：ヘ・ビンジャオ選手→山口選手→タイ・ツーイン選手
二人は同じ山に入ってしまったので決勝に上がれるのはどちらかのみ。どちらが勝ち上がれるのかにも注目です。

海外勢はやはりタイ・ツーイン選手の動向が気になります。
一昨年は地元開催のユニバーシアードの為、欠場。昨年はアジア大会に力を入れると発言もあり、世界選手権では好成績を残していませんでした。最近はシンガポールオープン以来優勝からは遠ざかっていますが、これまでの経緯を考えると世界選手権の為に調整を行っている可能性は否定できません。しっかりと調整が出来ていれば、他の選手が彼女を止めるのは難しいのではないでしょうか？
各選手が順当に勝ち上がった場合、
カイ・ヤンヤン選手、P・V・シンドゥ選手、チェン・ユーフェイ選手→山口選手
となります。特に気になるのは今年まだ対戦がないP・V・シンドゥでしょうか？前回の対戦はシンドゥ選手が勝利していますが、かなりの接戦となっているので相性に問題はなさそうです。アジア大会女王が世界女王の栄誉も手にするのか？彼女の戦いにも注目です。

試合結果はこちら

 

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