今日からスディルマン杯2021が始まります!

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本日より混合団体選手権、スディルマン杯2021が始まります! 

新型コロナウイルスによる国際大会の中止が相次ぐ状況ですが、隔年で行われる今大会は何とか例年通り開催にこぎつけました。しかし、今年はオリンピック延期の関係で、オリンピック直後に開催となり、いつもとは違った状況が各国で見られています。

日本では、今までとはメンバーが大きく変わっています。
男子は嘉村園田ペアと遠藤大由選手が引退した関係でメンバーが変わりました。彼らに代わって登場するのは保木小林ペアと古賀齋藤ペア。どちらのペアも順調に実力を付けている若手のペアです。特に、保木小林ペアは世界選手権で準優勝を果たすなど、これまでの2ペアに引けを取らない実績を挙げています。この4人がどんなプレーを見せてくれるのか楽しみです。
女子ダブルスは廣田選手、永原選手が欠場します。
これによって、女子ダブルスではいつもとは違ったペアが見られそうです。
この種目での正規ペアのエースは松山志田ペア。一昨年の時点でタカマツペアに勝利、昨年も永原松本ペアとファイナルゲームにもつれ込む激戦を見せるなど、順調に成長を見せているペアです。
若手の活躍と一時的とはいえ、新ペアの登場。面白い試合が見られそうです。
一方シングルスでは大きなメンバー変更はありません。こちらは安心して見ていられそうです。

今大会過去11回の優勝を誇る中国も少し気になる状況です。
中国はオリンピックでメダルを獲得した選手が多く欠場しています。
具体的にはチェン・ロン選手、リ・ジュンフィ、リュー・ユーチェンペア、チェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペアです。
理由はよく分かりませんが、銀メダリストの欠場が多いですね。いつもならオリンピック後の大会は金メダリストの欠場が目立つのですが・・・
このように、中国は一気に世代交代が行われています。中国にとっては例年以上に厳しい戦いが予想されますが、若手選手にとっては大舞台で戦える重要な機会です。新世代の活躍に期待です。

他の国でも主力選手を欠いた状態での出場する国があります。
インドではオリンピック銅メダリストのP.V.シンドゥ選手が欠場。台湾では、オリンピック金メダリストのリー・ヤン、ワン・チーリンペアが欠場となっています。
オリンピックの激闘で疲れた選手もいるでしょう。これからのワールドツアーに備えてゆっくり休んで欲しいと思います。

一方、デンマークとインドネシアは主力を欠くことなく、この大会に臨んできます。
デンマークは前回のオリンピックの少し後からダブルスの世代交代が行われており、入れ替わった若手選手が順調に成長をしている状態です。選手の調子によっては今大会初のデンマーク優勝の可能性もあるのではないでしょうか。
インドネシアもデンマークと同様、世代交代が比較的早い段階で実現したので比較的いい状態で大会に望めそうです。
この国で驚いたのはアーサン・セティアワンペア。年齢を考えると、今回のオリンピックで引退するのかと思いましたが、まだ引退はしないようですね。
このペアは男子ダブルスでは一番好きなペアなので個人的には嬉しいです。
今年は世界選手権が年末に開催されるので、早くともそこまでは続けて欲しいと思います。

どちらも金メダリストを抱え、単複共に高い実力を誇るこの2か国の動向にも注目です。

 

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