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水曜日から行われている全英オープン。
現在まで、日本勢は3人(組)が勝ち残っています。

格式高く伝統ある全英オープンでは他の大会よりもかなりの大激戦が展開されます。その全英オープンも準決勝を迎え、更に激しさに拍車がかかっています。

準決勝で一番激しい試合を見せたのは女子ダブルスでしょう！
世界ランク1位の福島廣田ペアとアジア大会女王のチェン・チンチェン、ジア・イーファンペアはまさしく激戦！どちらも普段からレベルの高いプレーを見せてくれるのですが、準決勝では更に素晴らしいパフォーマンスを見せました！
どちらのペアも攻守両方で積極的に相手の動きを読んでおり、通常では考えられないようなハイスピードラリーを見せました。
結果は21-18 23-21でチェン・ジアペアの勝利！決勝では世界女王、永原松本ペアと対戦します。

非常に惜しい展開を見せたのはミックスダブルス。チェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペアとジョルダン・オクタヴィアンティペアの試合でした。
ジョルダン・オクタヴィアンティペアは序盤からチェン・ファンペアを圧倒！21-13で第1ゲームを奪いました。
第2ゲームも終盤までは優勢を維持していましたが、チェン・ファンペアがじわじわと追いついてきました。ジョルダン・オクタヴィアンティペアは20-17でマッチポイントを握るもチェン・ファンペアがギリギリの所で追いつき、試合はファイナルゲームに突入しました。
ファイナルゲームではチェン・ファンペアが本来の力を発揮し、勝利を収めました。
チェン・ファンペアも途中まで調子がよくなかったのでジョルダン・オクタヴィアンティペアにとっては非常に惜しい試合だったと思います。
決勝の相手は渡辺東野ペア！こちらは比較的安定した展開でゴー・スンファット、ライ・シェボン・ジェミーペアを破っています。
昨年の再現となった決勝の組み合わせ。試合の結末も昨年を再現するのか？それとも昨年のリベンジが達成されるのか？
試合の行方が気になりますね！

全種目中1番意外な展開を見せたのは男子ダブルスでしょう。
1回戦ではギデオン・スカムルジョペアとリ・ジュンフィ、リュー・ユーチェンペアのツートップが敗れる展開を見せ、誰が優勝するのかに注目が集まっていました。
決勝進出した1ペアは前アジア大会王者、アーサン・セティアワンペア。この全英オープンでも4年前に優勝を経験したベテランペアです。準決勝では持ち前の速いテンポのラリーで日本の嘉村園田ペアを破って決勝に進んできました。
そして追う一方のペアはマレーシアの若手、チア・アーロン、ソー・ウォイイックペア！世界ランクは18位で、決勝の舞台では唯一のノーシード選手となりました。準々決勝ではギデオン・スカムルジョペアを破った元世界王者のリュー・チェン、ツァン・ナンペアを破り、準決勝ではアジア大会銀メダリストのアルフィアン・アルディアントペアを破るなど、素晴らしい成果を上げつつここまで勝ち上がってきました。マレーシアとしても、2011年のクー・タンペア以来の決勝進出となり、優勝すれば2007年以来となります。
若手とベテランの対決に注目です！

男子シングルスは桃田賢斗選手とヴィクター・アクセルセン選手が決勝に進出！ジュニア時代からのライバルの二人がまた激突します！
最近は圧倒的に桃田選手が勝っていますが、アクセルセン選手は準決勝で素晴らしいパフォーマンスを見せ、シー・ユーチー選手を圧倒しました。
昨日は非常に面白い試合をしていたので、今日の決勝ではそれ以上の試合を見せて欲しいですね！

試合結果はこちら

 

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