タイオープン6日目 ランキレディ選手、18歳でSuper500制覇!

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火曜日から行われているタイオープン。
6日目は各種目の決勝が行われました。

男子ダブルスは若きスターが誕生しました!
インドのランキレディ・シェティペアは世界王者、中国のリ・ジュンフィ、リュー・ユーチェンペアと対戦しました。
試合は一貫してドライブ主体の低空戦が展開。どちらも引かずに近距離の勝負が展開されました。
リ・リューペアは準決勝ではドライブを駆使して遠藤渡辺ペアに対して有利に試合を運びましたが、決勝では同じようにはいきませんでした。
ランキレディ・シェティペアは元から低空戦を得意にしているだけあって、リ・リューペアの球に対応するだけでなく、様々なテクニックを駆使していました。
結果は21-19 18-21 21-18という大接戦でランキレディ・シェティペアが勝利!このクラスでは初優勝を果たしました!
非常にインドの二人。特に、ランキレディ選手の年齢は18歳!男子選手でここまで若い選手が優勝することは早々ありません!この勢いを世界選手権でも維持して行って欲しいです。若き天才の今後に注目です!

男子シングルスはチョウ・ティエンチェン選手とグ・カロン・アングス選手の対戦。僅差の接戦が続いた前の2試合とは異なり、こちらはあっさりとした展開が続きました。
第1ゲームはチョウ・ティエンチェン選手が、第2ゲームはグ・カロン・アングス選手がそれぞれ点差を付けてゲームを奪いました。
しかし、ファイナルゲームでは前2試合に負けず劣らずの接戦になりました。どちらも精確なショットを打ち、優劣のつかない難しい展開が続きました。
結果は21-14 11-21 23-21でチョウ・ティエンチェン選手が勝利!試合終了直後はコートに倒れ込む様子が見られました!
これでチョウ・ティエンチェン選手は3週連続であったワールドツアーの内2大会を制覇しました。世界ランキングもシー・ユーチー選手を抜いて2位になる予定です。

ミックスダブルスは渡辺東野ペアが中国のワン・イルユ、ファン・ドンピンペアと対戦しました。どちらも先々週、先週から大会の連続で少し疲れが見られました。特に、ワン・イルユ選手は3大会連続の決勝進出とあって、試合後半はかなりの疲れを見せていました。渡辺東野ペアはそこを見抜き、ワン・イルユ選手をロビングで左右に振り、試合を有利に展開していました。
試合はかなりの接戦を見せましたが、最後に勝利したのはワン・イルユ、ファン・ドンピンペア。世界ランク2位の意地を見せ、先週のジャパンオープンに続く2種連続優勝を達成しました。世界選手権の本命はやはりこのペアと同じく中国の世界ランク1位、チェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペアでしょう。
渡辺東野ペアは優勝の大チャンスだっただけに、そこは残念でした。しかし、大差で負けることが珍しくなかったこの対戦カードで接戦に持ち込めたことは非常に重要なことではないでしょうか?世界選手権ではリベンジを果たしてくれることを期待します!

女子シングルスは地元のエース、ラチャノック・インタノン選手とチェン・ユーフェイ選手の対戦が行われました。
この試合では非常に激しいラリーが展開。どちらも高いコントロールを以て相手を大きく動かしていました。かなり運動量の多い試合となりましたが、最後に勝利をつかんだのはチェン・ユーフェイ選手!22-20 21-18のストレート勝利でした。
ジュニア卒業後は好成績を残すも優勝は出来ない・・・という状況が続きましたが、今年の全英優勝からどんどんタイトルを獲得するようになっている彼女。世界選手権での活躍も注目ですね。

試合結果はこちら

 

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