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月曜日から行われている世界選手権。
4日目は各種目の3回戦が行われました。
現在まで、日本勢は9人(組)が勝ち残っています。
日本勢もここまでくると相手も強敵ばかりになってきており、なかなか勝ち上がれなくなってきています。
しかし、世界選手権の舞台にベスト8がここまで多いのは初めてではないでしょうか?
そんななかでも、圧倒的な強さを見せたのは昨年の銀メダリスト、福島廣田ペア!ブルガリアのストエヴァ姉妹に対して21-10 21-11という大差で勝利。シード同士の対戦とは思えない一方的な展開でした。流石に第2シードまで来ると、下位シードとも実力差がありますね。この勢いで前回果たせなかった世界女王の座を勝ち取って欲しいです!
少し様子が気になったのは桃田賢斗選手。
今日はデンマークの2番手、アンデルス・アントンセン選手と対戦しました。第1ゲームは13-21という大差でゲームを奪われる展開。ラリー中のスマッシュの頻度が普段よりもかなり少ないのが気になりました。そこは何とか持ち前のラリー力で逆転勝利を収めましたが、ここから勝ち上がれるのか少し不安です。来月はアジア大会も控えているので、何事もなければいいのですが・・・
個人的に気に入ったのは第1コート第11試合の男子ダブルス!
中国のリ・ジュンフィ、リュー・ユーチェンペアとマレーシアのゴー・V・シェム、タン・ウィーキョンペアの対戦です。どちらも元世界ランク1位のペアで、3回戦とは思えないような激戦を展開しました。この2ペアはとにかく試合展開の多彩さが印象的でした。普通の選手ならまず来ないようなコースや球がどんどん飛んでいくので見ていて非常に面白かったです。更に、低空戦も大きい展開も見られるので1試合で非常にお得な勝負でした。
この激戦を制したのはリ・ジュンフィ、リュー・ユーチェンペア!本当にどちらが勝ってもおかしくない戦いでした!この試合が決勝でもよかったような気もしてきます。
3回戦が終わってベスト8が出揃いましたがこれから更に戦いは激しくなります。
嘉村園田ペアは第1シードのギデオン・スカムルジョペアと対戦。嘉村園田ペア得意の低空戦でも分がいいとは言えないスピードタイプのペアです。更に、大きな展開でもかなりの威力のショットを延々打ち続けてくるバランスの取れたペアでもあり、よほどのことがない限り苦戦は免れないでしょう。
女子は上位シードが多いのでまだいくらか余裕はありますが、ビッグタイトルに波乱はつきもの。どちらにせよ油断できない戦いになりそうです。
ここで面白い展開を見せているのは男子シングルス。
ベスト8でなんとノーシード同士の対決が実現!常山幹太がマレーシアのダレン・リュー選手と対戦します。ダレン・リュー選手は現在31歳。かつてはスーパーシリーズで優勝を勝ち取った経験もある選手です。シード選手の戦いに劣らぬ名勝負に期待です!
試合結果はこちら
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