ニュージーランドオープン5日目 福島廣田ペア、大激戦!

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火曜日から行われているニュージーランドオープン。
5日目は各種目の準決勝が行われました。
現在まで、日本勢は2人(組)が勝ち残っています。

第1試合の女子シングルスは韓国のアン・セヨン選手が大堀選手に勝利し、決勝進出。
第1ゲームでは前半の接戦、後半はアン・セヨン選手がじわじわと差を広げていきました。第2ゲームは中盤までアン・セヨン選手が大きくリードする展開でしたが、終盤に大堀選手が一気に追いつき、そのまま逆転してゲームを奪いました。ファイナルゲームも中盤までは第2ゲームと同様の展開でしたが、その後はアン・セヨン選手がそのままリードを保ったまま勝利を収めました。
アン・セヨン選手は17歳にして非常に安定したプレーが印象的でした。この年からラリーで勝負できる選手は珍しいので彼女の今後に期待ですね。

今日一番の激戦は第2試合の女子ダブルス、福島廣田ペア対キム・ソヨン、コン・ヒヨンペアの対戦でしょう。
試合はすべてのゲームで大接戦が続く死闘を見せました。とにかくどちらのペアも相手に対して一切引くことなく積極的なプレーを見せていました。
展開は変わってきたのはファイナルゲームの後半。ここに来ると流石に選手に疲れが見え、一気に試合展開がゆっくりになりました。しかし、点差の拮抗した状態は変わることなく試合は進行。最後はキム・コンペアが17-18の状況から4連取して一気に勝利をつかみました。
韓国の二人は明らかに疲れを見せる場面もありましたが、なかなかスマッシュの威力が下がらず、終盤でも若干体力的に有利だったような印象です。
決勝ではリオ五輪金メダリストのタカマツペアと対戦します。コン・ヒヨン選手は別のパートナーの時にはタカマツペアに複数回勝利していますが、このペアでは3戦全敗。
明日の決勝ではどんな戦いを見せるのか注目です。

男子シングルスの決勝に進んだのはグ・カロン・アングス選手とクリスティー・ジョナサン選手。それぞれリン・ダン選手と常山幹太選手をストレートで破って決勝に進みました。
グ・カロン・アングス選手は昨年成績が振わなかったので心配していましたが、全英オープンのベスト4進出と今回の決勝進出を見るに心配なさそうで安心しました。クリスティー・ジョナサン選手は2年連続の決勝進出を果たしています。どちらが勝つのか注目ですね。

男子ダブルスは遠藤渡辺ペアとアーサン・セティアワンペアが決勝進出。遠藤渡辺ペアは嘉村園田ペアとの日本人対決を、アーサン・セティアワンペアはゴー・V・シェム、タン・ウィーキョンペアとの対決に勝利しました。
決勝に進んだ2ペアの直接対決は1勝1敗の互角な状態。しかし、アジア選手権の様子から、遠藤渡辺ペアが若干有利なのではないかと思います。実際の対決がどうなるかはわかりませんが、面白い試合に期待しています。

ミックスダブルスはチャン・ペンソン、ゴー・リューインペアとジョルダン・オクタヴィアンティペアが決勝進出。
この種目は特に波乱もなくシード選手が勝ち上がってきています。どちらも国内のライバルがいるのでここで1回でも多く勝って五輪レースを有利にしておきたいところです。
どちらも面白いプレーをしてくれるので明日の試合も注目です。

試合結果はこちら

 

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