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明日日曜日からスディルマン杯2019が始まります!
スディルマン杯の試合形式はMS、WS、MD、WD、XDの5種目から1試合ずつ、計5試合を行います。グループリーグでは全5試合を、トーナメントでは先にチーム全体が3勝するまで試合を続けます。試合の順番はいくつかの試合順の組み合わせの中から対戦チームの事情に考慮したものが選ばれます。
日本チームのメンバーは以下の通りです(敬称略)。
男子シングルス:桃田賢斗、西本拳太
女子シングルス:奥原希望、山口茜
男子ダブルス:嘉村健士、園田啓悟、保木卓朗、小林優吾、遠藤大由、渡辺勇大
女子ダブルス:永原和可那、松本麻祐、福島由紀、廣田彩花、高橋礼華、松友美佐紀、東野有紗
スディルマン杯は各種目で登録人数に制限があるので代表選手全員が参加することはできないのが少し残念です。
出場選手を見ると、各種目2~3人(組)選手がいますが、ここからどのように選手を試合に出すのかが重要になります。例えば、目の前の勝ちを意識しすぎる、他に勝てる選手がいない等の理由でトップの選手を何度も起用すると、後半のトーナメントで体力的に不利な状態を強いられる、逆に温存のしすぎで敗退を喫し、勝ち上がることが出来ないということが起こります。
日本は実力の高い選手が多いので、温存もしやすく、チーム全体としてはかなり有利に大会を進められそうです。各試合の内容だけでなく、大会全体の戦略にも注目です。
日本勢の歴代最高記録は2015年の準優勝。今年は当時よりも更にレベルが上がっているので優勝の可能性も十分あると思います。
日本チームの最初の試合は5/20の12:00からになります。
同じような傾向がみられるのは今大会最多優勝記録を持つ中国。こちらもトップランカーを大量に揃えた強豪チーム。前回の決勝で韓国に敗れました中国ですが、今回のリベンジに注目です。
また、今回の中国チームは若手選手を積極的に起用しています。男子シングルスではランキング通りに選出をするとリン・ダン選手が入りそうですが、今回は彼の代わりにル・ガンツ選手が登場。彼には長年スディルマン杯でチームを引っ張ってきたリン・ダン選手に匹敵する活躍を期待しています。
マレーシアや前回覇者の韓国も若手の起用には積極的です。
マレーシアはリオ五輪銀メダリストのチャン・ペンソン・ゴー・リューインペアとゴー・V・シェム、タン・ウィーキョンペアの参加は見送られました。マレーシアは独立した選手も団体戦の時には合流していたのですが、今回は今までとは違った流れになりました。
韓国はソン・ワンホ選手とイ・ソヒ選手を欠いた状態でスディルマン杯を戦うことになります。前回も男子の戦力を欠いた状態ではありましたが、それでも優勝にこぎつけています。一見戦力が下がっているようですが、油断すると足元を掬われるかもしれませんね。
逆に普段とほぼ変わらないメンバーで戦うのはインドネシア。
男子シングルスでトミー・スギアルト選手が出場を見送った以外は、順当にランキング上位の選手を出してきています。最近は低迷気味だったシングルスが復活してきており、前回よりも厄介な相手になるかもしれません。
アジアが優勢のバドミントン界で奮闘するのはデンマーク。
今回は前回と比べるとかなりメンバーが異なっています。
特に、ダブルスの名手だったクリスティーナ・ペダーセン選手がいなくなったのはかなりの痛手です。これが原因で、国内トップ選手の世界ランキングは随分落ちてしまいました。
しかし、選手がいなくなったということは逆に楽しみが増えたという風にも考えられます。
男子ダブルスはボー・モゲンセンペアとペターセン・コールディングペアの組み換えに注目!新しいペアでの国際大会登場はまだ実現していなかったのでどんな試合を見せてくれるのか楽しみです。
試合結果はこちら
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