スディルマン杯6日目 日本、マレーシアにストレート勝利で準決勝進出!

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日曜日から行われているスディルマン杯。
6日目は準決勝が行われました。

日本はマレーシアに対して3-0のストレート勝利!
準決勝にコマを進めました。しかし、試合内容は楽なものとは言えませんでした。

男子ダブルスは嘉村園田とオン・ユーシン、テオ・イーイーペアの試合。
第1ゲームは13-21という大差でゲームを落としました。その後は嘉村園田ペアも持ち直しましたが、点差の開かない苦しい戦いを強いられました。第2ゲームは26-24で嘉村園田ペアが取り、ファイナルゲームに突入しました。ファイナルゲームも同じ調子で試合が続きますが、19-19の場面でアクシデントが発生。オン・テオペアの二人が同時に球を追って転倒した際にテオ・イーイー選手の脚がオン・ユーシン選手のあごに直撃!一時試合が中断されることとなりました。結構な時間医療班が治療に当たっていましたがオン・ユーシン選手は何とか復帰。
試合を続行しました。ファイナルゲームは23-21で嘉村園田ペアが取り、勝利を収めました。
オン・ユーシン選手のコメントでは縫合が必要かもしれないということだったので、傷はかなり深いのでしょう。今後の活動に支障が出ないことを祈ります。

女子シングルスの奥原選手はソニア・チー選手と対戦。ここは奥原選手が21-13 21-16とストレートであっさり勝利を決めました。奥原選手は格下の選手に対して取りこぼすことがあまりないので本当に頼もしいですね。

男子シングルスは桃田賢斗選手が登場!若手のリー・ジージア選手と対戦しました。
試合はお互いに強打を多用しない慎重なラリーが展開されました。序盤は桃田選手も強打を使う場面がありましたが、リー・ジージア選手がよく拾っていたためか、途中からラリーの質が変わっていました。
結果は21-18 21-16で桃田選手の勝利!世界王者らしいミスの少ない安定したプレーを見せてくれました。リー・ジージア選手も桃田選手相手によく健闘していました。186cmの長身を上手く生かして後ろからエースショットを決めていた印象です。最近はトップ選手を少しずつ倒し始めており、今後1年で急成長を遂げる可能性もありそうです。

もう一方の準々決勝は台湾とインドネシア。
こちらは日本対マレーシアと違い、第5試合までもつれる接戦になりました。全体としてはどの種目もそれぞれランキング上位の選手が勝ち上がる展開となりました。
少し意外だったのはチョウ・ティエンチェン選手とクリスティー・ジョナサン選手。ランキングこそチョウ・ティエンチェン選手が上ですが、対戦成績はクリスティー・ジョナサン選手が5戦全勝。ここはジョナサン選手が勝つと思っていたので予想を裏切られる結果となりました。

準決勝は日本対インドネシアの対戦。
こちらはストレートで勝つのは難しくなってきそうです。
今後の戦いに注目です。

試合結果はこちら

 

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