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火曜日から行われている中国オープン。
2日目は各種目の1回戦が行われました。
現在まで、日本勢は11人(組)が勝ち残っています。

男子シングルスは西本拳太選手が登場。アンソニー・シニスカ・ギンティング選手と対戦しました。
結果はファイナルゲームでギンティング選手の勝利。得意の速い展開で西本選手を苦しめました。
西本選手は現時点で常山選手に五輪レースポイントで負けていますが、ここで更に点差が広がることになりました。
Super1000の試合では1勝ごとに1800ポイントが加算されるので初戦敗退は痛いですね。
逆に常山選手はここで好成績を残せば西本選手を大きく引き離すことが出来ます。常山選手がどこまで勝ち進むのか注目です。

男子ダブルスは遠藤渡辺ペアと井上金子ペアが登場。どちらも無事1回戦を突破しました。どちらもストレート勝利で、今のところ順調に戦っていますね。
2回戦はそれぞれリー・ヤン、ワン・チーリンペアとアーサン・セティアワンペアと対戦します。
前者は今年のペア結成以後急成長中、後者は今年3度目の世界王者に輝いた大ベテラン。実績は違えどどちらも厄介な相手となりそうです。

女子ダブルスはタカマツペアがリー・ウェンメイ、チェン・ユーペアを、福島廣田ペアが高畑櫻本ペアを破って2回戦進出を決めました。
福島廣田ペアが危なげない勝利でしたが、タカマツペアは第1ゲームを先制され、第2ゲームも接戦になるなど、少し危うい場面が見られました。
2回戦の相手はそれぞれポンナッパ・シッキペア、ザイネン・ピークペアです。実力を出せば問題なく勝ち上がれそうです。

ミックスダブルスは権藤栗原ペアが登場しましたが、残念ながらワン・イルユ、ファン・ドンピンペアにストレートで敗退。世界ランク2位の強さを見せつけられる形となってしまいました。
日本のミックスダブルスは1番手に渡辺東野ペアがいるので権藤栗原ペアが五輪に出場するためには五輪レースで8位以内に入る必要があります。
厳しい戦いとは思いますが二人には出場をあきらめずに頑張って欲しいと思います。

今日の試合は1日目とは異なり、全体的に順当な勝利を見せる展開となりました。
唯一の番狂わせはブサナン・オンバンルンパン選手。元世界ランク1位のサイナ・ネワル選手をストレートで破りました。
オンバンルンパン選手は国内では3番手。それでも元世界ランク1位を破るのですからタイの女子シングルスの層は厚いですね。昨年のユーバー杯で準優勝を勝ち取ったのも納得です。

今大会最年少、女子シングルスのアン・セヨン選手はドイツのイヴォンヌ・リー選手を見事破り、2回戦進出を果たしました。
スコアは21-4 21-17と全く申し分ない活躍を見せています。
個人的には彼女には山口選手やインタノン選手のような超早熟選手として活躍して欲しいと思っているのでこの勝利は嬉しいです。
2回戦の相手はチェン・ユーフェイ選手とかなり厳しい試合になるとは思いますが、何とか1点でも多くもぎ取って今後につなげて欲しいと思います。

試合結果はこちら

 

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