中国オープン3日目 タフな試合が目白押しです!

スポンサーリンク





火曜日から行われている中国オープン。
3日目は各種目の2回戦が行われました。
現在まで、日本勢は9人(組)が勝ち残っています。

2回戦はかなり激しい戦いが続いています。1時間超えの試合は実に7試合!選手たちの気合の程度が感じ取れますね。

男子シングルスは桃田賢斗選手と常山幹太選手が準々決勝進出を果たしました。
桃田選手はいつも通りの危なげない試合運びで21-10 21-11と安定した勝利を収めました。桃田選手は昨年のこの大会では決勝に進んだものの、ギンティング選手に敗れて惜しくも優勝を逃しました。今年こそは優勝を勝ち取って欲しいと思います。
常山選手はダレン・リュー選手に21-12 21-19で勝利。桃田選手ほど手堅い勝利ではありませんが、勝ちは勝ちです。ベスト8進出でライバルの西本選手に少しを差をつけることが出来ました。
準々決勝ではこの二人の直接対決となります。どんな戦いが見られるか楽しみですね。

女子シングルスは高橋沙也加選手が準々決勝に進出。日本勢1番手、2番手が初戦敗退を喫する波乱の中でこの種目で唯一の勝ち残りとなりました。
現在の高橋選手のランキングは16位ですが、この周辺はポイントが非常に近いので頑張り次第では一気にランキングを上げられます。
明日の対戦相手はラチャノック・インタノン選手。これまでと異なり厄介な相手になりますが、今回の調子なら勝つチャンスは十分にあると思うので準決勝目指して頑張って欲しいと思います。

男子ダブルスは嘉村園田ペアと遠藤渡辺ペアが勝利。それぞれランキレディ・シェティペアとリー・ヤン、ワン・チーリンペアを破りました。どちらもストレートで勝利を収めました。
ノーシードとは言えシードに近いランキングを持つこれらのペアをストレートで破ったのは素晴らしいですね。シード選手の強さを見せつけてくれました。
準々決勝では嘉村園田ペアがアルフィアン・アルディアントペアと、遠藤渡辺ペアがアーサン・セティアワンペアと対戦します。

女子ダブルスは福島廣田ペアとタカマツペアが準々決勝に進出しましたが、永原松本ペアは韓国のチャン・イェナ、キム・ヘリンペアにストレートで敗れました。
僅差での五輪出場争いが続く女子ダブルスで永原松本ペアの敗退は彼女達にとって痛手でしょう。現在は五輪レースで日本勢2番手につけている彼女達ですが、3番手のタカマツペアが準決勝進出を果たせば3番手に転落します。逆に言えば福島廣田ペアとタカマツペアはここで頑張ればレースを有利に進めていくことが出来ます。今後の展開に注目です。

ミックスダブルスは渡辺東野ペアがヘ・ジーティン、ドゥ・ユエペアをストレートで破って準々決勝を達成しました。昨年の成績はベスト8だったのでこれでランキングポイントの維持は確定しました。後はここからどれだけ勝ち上がるかが勝負になってきます。
渡辺東野ペアの次の相手は韓国のソ・スンジェ、チェ・ユジュンペア。今大会は今のところストレートで勝ち上がってきています。シード選手なので楽な戦いになるかはわかりませんが、二人が無事勝利してくれることを期待します。

海外勢はカロリーナ・マリン選手が復活劇を続けています。
今日はツァン・ベイウェン選手と対戦。21-17 21-12のストレートで勝利を収めました。
先週のベトナムオープンが嘘のような戦いを見せている彼女。昨年は優勝しているため、ここは出来るだけ先に勝ち進んでポイントを維持しておきたいところですね。
彼女の次の相手はヘ・ビンジャオ選手です。

男子ダブルスではギデオン・スカムルジョペアがチョイ・ソルギュ、ソ・スンジェペアに勝利!世界選手権の雪辱を果たしました。
ギデオン・スカムルジョペアが世界選手権を逃したのは本当に意外で残念でしたが、ワールドツアーではまた面白い試合を見せてくれそうです。
次の対戦相手はリオ五輪銀メダリスト、ゴー・V・シェム、タン・ウィーキョンペア。2回戦ではボー・ペターセンペアに対して71分に及ぶ大激戦の末勝利しました。ギデオン・スカムルジョペアはゴー・タンペアに対しては現在4連勝中ですが、かなりの接戦が続いています。今回の対戦ではどんな試合展開が見られるのか非常に楽しみです!

試合結果はこちら

 

スポンサーリンク