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火曜日から行われている中国オープン。
4日目は各種目の準々決勝が行われました。
現在まで、日本勢は4人(組)が勝ち残っています。
男子シングルスは桃田賢斗選手が常山選手との日本人対決に勝利し、準決勝に進みました。
準決勝の相手はチェン・ロン選手。早くに敗れることもありますが、要所要所ではしっかり勝ち進んでポイントを稼いでいます。
相手の地元ということもあり、かなりのアウェーになることが予想されます。
桃田選手には観客の大声援に負けずに頑張って欲しいですね!
反対側の山の試合はアンデルス・アントンセン選手とアンソニー・シニスカ・ギンティング選手が勝ち残りました。
どちらも若い選手で、現在も成長を続けている二人。どちらが勝ち上がるのか楽しみです。
女子シングルスは高橋沙也加選手が快進撃を続けています!
高橋選手は元世界ランク1位のラチャノック・インタノン選手と対戦。
第1ゲームは14-21でゲームを落としますが、第2ゲームでは全く逆のスコアでゲームを奪います。
ファイナルゲームは序盤に高橋選手が一気に引き離し、その後インタノン選手が中盤にかけて挽回。終盤はお互いに点を取りあう接戦を見せましたが、最後は高橋選手が22-20で勝利を収めました。
最近は奥原選手と山口選以外は上位に残れていなかったのでこれは大きな一歩ですね。
高橋選手の準決勝の相手はリオ五輪金メダリストのカロリーナ・マリン選手。今大会は本格的なワールドツアー復帰戦にもかかわらずいきなり準決勝まで勝ち進んできました。
お互いにどんなプレーを見せてくれるのか楽しみです!
男子ダブルスはインドネシアが準決勝を戦う4組の内3組を占めることとなりました!
男子ダブルス王国の底力ですね!
1番手のギデオン・スカムルジョペアは元世界ランク1位のゴー・V・シェム、タン・ウィーキョンペアを21-15 21-17で破りました。どちらも多彩なショットを使い、予測のつかないショットの多い面白い試合になっていました。
2番手のアーサン・セティアワンペアは遠藤渡辺ペアを21-15 21-12で勝利。世界選手権を取りましたが、その後も休まず精力的にツアーに臨んでいます。
3番手のアルフィアン・アルディアントペアは嘉村園田ペアに23-21 22-20で辛勝。ランキングを考えてもここは嘉村園田ペアが勝つかと思っていましたが、若手の2人が勢いあるプレーで勝利を収めました。
インドネシアが勢いを見せる中で唯一勝ち残ったのが地元中国のリ・ジュンフィ、リュー・ユーチェンペア。マレーシアのオン・ユーシン、テオ・イーイーペアを16-21 22-20 22-20で破り勝利を収めました。やはり地元選手が勝ち残ってくれないと会場が盛り上がらないのでこれは嬉しい結果ですね。
準決勝のカードはギデオン・スカムルジョペア対アルフィアン・アルディアントペアとリ・ジュンフィ、リュー・ユーチェンペア対アーサン・セティアワンペアです。
女子ダブルスは福島廣田ペアとタカマツペアが準決勝に進出。それぞれイ・ソヒ、シン・スンチャンペアとポリー・ラハユペアを破りました。
準決勝ではこの二人が対戦します。二人の五輪レースのランキングはそれぞれ1位と3位。中国オープンのような大きな大会での1勝は競争の激しい日本女子ダブルスにとっては非常に重要です。日本勢同士の対決がどんな様相を見せるのか楽しみです。
ミックスダブルスは地元中国のチェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペアとワン・イルユ、ファン・ドンピンペアが勝ち残っています。
チェン・ファンペアは金子松友ペアをストレートであっさり破りましたが、ワン・イルユ、ファン・ドンピンペアはアーマド・カンドウペアに苦戦している様子でした。
この2ペアに対抗するのは今年の世界選手権銀メダリストのプアヴァラヌクロー・テラタナチャイペアと韓国の若手成長株、ソ・スンジェ、チェ・ユジュンペア。準々決勝ではそれぞれゴー・スンファット、ライ・シェボン・ジェミーペアと渡辺東野ペアを破って勝ち上がっています。
最近は中国の二人ばかりが優勝している状況なのでここは2ペアに頑張ってもらって、現状を打開して欲しいと思います。
試合結果はこちら
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