全英オープン5日目 遠藤渡辺ペア、悲願の男子ダブルス初優勝!

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水曜日から行われている全英オープン。
5日目は各種目の決勝の試合が行われました。
第1試合は福島廣田ペアが登場。中国のドゥ・ユエ、リ・インフィペアと対戦しました。
どちらも速い展開を得意としているので試合展開は予想通りの高速ラリーが展開されました。
しかし、福島廣田ペアは素早い展開の中でもうまい配球で中国の二人を苦しめていました。
第1ゲーム、第2ゲームともにじわじわと点差を広げてそのままゲームを獲得!優勝を勝ち取りました!
高い実力を持つ福島廣田ペアが今まで全英オープンのタイトルを取っていなかったのが不思議でしたが、これで実力に見合うタイトルを獲得しましたね!
この後しばらくは大会が開催されないのが残念ですが、今後の活躍に期待しています。

第2試合は男子シングルス。ヴィクター・アクセルセン選手とチョウ・ティエンチェンの対戦となりました。
試合は序盤からアクセルセン選手がリードを広げていく展開。チョウ・ティエンチェン選手がいつもよりミスが多いこともあり、アクセルセン選手が大差で第1ゲームを奪います。
第2ゲームも同様の経過をたどり、アクセルセン選手が勝利!この種目では1999年のピーター・ゲード選手以来となるデンマーク勢優勝を勝ち取りました。
今日のアクセルセン選手はいつもよりも精神的に安定していた印象でした。他の大会でも今日のような調子で頑張って行って欲しいと思います。

第3試合のミックスダブルスはジョルダン・オクタヴィアンティペアとプアヴァラヌクロー・テラタナチャイペアの試合。
普段決勝に勝ち上がってくる中国の2ペアがいなかったので少し新鮮な気分で試合が見られました。
試合は中国の2ペアに引けを取らない大激戦となりました。
第1ゲームは中盤までは接戦が続きましたが、そこからはインドネシアの二人が一気に連続ポイントを取ってゲームを奪いました。
第2ゲームも勝負が動いたのは後半。こちらはタイのペアが一気にポイントを奪ってきました。ここはジョルダン選手のサーブミスが効いていたような気がします。
ファイナルゲームはジョルダン・オクタヴィアンティペアが圧倒し、優勝!プアヴァラヌクロー・テラタナチャイペアもかなりのレシーブ力を見せていましたが、ジョルダン・オクタヴィアンティペアの攻撃力が上回りました。
どの選手も素晴らしいプレーを見せていましたが、特に印象に残ったのはプラヴェーン・ジョルダン選手。ミスも他の選手より多いのですが、それを補って有り余るパワーを見せていました。
好きなプレースタイルの選手なのでインドネシアの二人には今後も頑張って欲しい所です。

第4試合の女子シングルスはタイ・ツーイン選手とチェン・ユーフェイ選手の対戦。順当に第1シードと第2シードがか違ってきました。
試合では多彩なテクニックで積極的に攻めるタイ・ツーイン選手と焦らずじっくりと試合を進めていくチェン・ユーフェイ選手が対照的でした。
第1ゲームはお互い一歩も引かない接戦となりましたが、ギリギリの所でタイ・ツーイン選手がゲームを奪いました。
第2ゲームも中盤までは接戦が続いていましたが、後半はタイ・ツーイン選手が一気に得点を重ね、そのまま勝利!2年ぶりの優勝を手にしました!

第5試合は遠藤渡辺ペアとギデオン・スカムルジョペアの対戦。これまでの成績は5勝2敗で遠藤渡辺ペアが勝ちこしています。
第1ゲームは接戦。遠藤渡辺ペアは今まで通りにしっかりとした守備でギデオン・スカムルジョペアの攻撃を凌ぎます。
第2ゲームはギデオン・スカムルジョペアが反撃。多彩な攻撃で得点を重ね、ゲームを奪いました。
ファイナルゲームは序盤に遠藤渡辺ペアが大量得点をします。その後、ギデオン・スカムルジョペアが追いつき、再び接戦が展開されます。お互い体力的に厳しそうな様子を見せていましたが、素晴らしいラリーを何度も繰り広げていました。
大激戦を制したのは遠藤渡辺ペア!全英オープンで日本男子ダブルスが優勝したのはこれが初となります!
本当に素晴らしい試合でした!

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