全英オープン5日目 桃田選手、日本バドミントン界の歴史に残る快挙!

スポンサーリンク





水曜日から行われている全英オープン。

第1試合は女子ダブルス。永原松本ペアとチェン・チンチェン、ジア・イーファンペアの試合でした。
第1ゲームは永原松本ペアの守備とチェン・ジアペアの攻撃が真っ向からぶつかりました。最初はチェン・ジアペアの攻撃に苦戦する展開もありましたが、後半は安定した守備を見せ、第1ゲームを奪いました。
第2ゲームはテンポの速い展開が少し増えましたが、概ね第1ゲームと同じ展開を迎えました。しかし、このゲームを取ったのはチェン・ジアペア。終盤で怒涛の連続得点を見せていました。
ファイナルゲームは永原松本ペアの守備が崩れてきたため、チェン・ジアペアが一気に得点。そのまま優勝を勝ち取りました。

第2試合は女子シングルス。タイ・ツーイン選手とチェン・ユーフェイ選手の試合でした。
第1ゲームはチェン・ユーフェイ選手が圧倒。後半はタイ・ツーイン選手がかなりの追い上げを見せましたが点差を埋めることは出来ず、第1ゲームはチェン・ユーフェイ選手が取りました。
第2ゲームは第2ゲーム程の点差はありませんでしたが、チェン・ユーフェイ選手がリード。タイ・ツーイン選手も懸命に追いかけましたが、思うようにショットが入らず苦戦。
結果はストレートでチェン・ユーフェイ選手が勝利!全英オープン優勝を果たしました!

第3試合は男子ダブルス!
元世界王者、アーサン・セティアワンペアとマレーシアの若手、チア・アーロン、ソー・ウォイイックペアの試合。
セティアワン選手は前日の準決勝から脚を痛めていたようで決勝では脚をテープでぐるぐる巻きにしての登場。
第1ゲームはチア・ソーペアが圧倒!立ち上がりの良くなかったアーサン・セティアワンペアの隙を突き、21-11で一気にゲームを決めました。
第2ゲームからはアーサン・セティアワンペアが元世界楽1位の実力を見せてきました。
アーサン選手の強烈なスマッシュやセティアワン選手の前衛がよく噛み合い、21-14を第2ゲームを奪いました。
ファイナルゲームでは更に点差を付け、21-12で勝負を決めました。
5年ぶりの優勝を果たしたアーサン・セティアワンペア。29歳と33歳という、バドミントン選手としては比較的高齢な二人が取れるということは、バドミントンの可能性を感じさせてくれますね。体力も少しずつ衰えてくる年齢ですが、まだまだ若い選手とも戦えているのでこのまま頑張って欲しいと思います。

第4試合はミックスダブルス。渡辺東野ペアとチェン・シーウェイ、ファン・ヤチョンペアの試合でした。
昨年も激しい試合展開を見せましたが、今年も負けず劣らずの試合を見せてくれました。
準決勝ではあまり活躍を見せなかったチェン・シーウェイ選手でしたが、決勝では得意のスマッシュをどんどん打っていました。しかし、渡辺東野ペアも攻撃に怯むことなくラリーに臨んでいました。
結果は21-17 22-20でチェン・ファンペアの勝利。昨年のリベンジを果たした形となりました。
これでチェン・ファンペアはスーパー1000の3大会の内、2大会を制覇。これで残りはインドネシアオープンのみとなりました。このペアは上位の大会のすべてで優勝する日が来るのもそう遠くはなさそうです。

最終試合は男子シングルス。対戦カードは桃田賢斗選手対ヴィクター・アクセルセン選手でした。ジュニア時代からのライバル対決が久しぶりに実現しました。
第1ゲームは桃田選手が堅実な守備で第1ゲームを21-11で奪いました。
普段はこのままストレートで桃田選手が勝つ展開が多かったのですが、今回はアクセルセン選手が奮闘!
第2ゲームはアクセルセン選手が長身を活かした強力なショットを何度も決め、21-15でゲームを奪いました。
ファイナルゲームは桃田選手が息を吹き返し、21-15で勝利しました。
桃田選手の全英優勝は日本男子シングルスで史上初!日本バドミントン界の歴史に残る大快挙でした!桃田選手が今後どれだけ業績を積み重ねられるか注目です!

試合結果はこちら

 

スポンサーリンク