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水曜日から行われている全英オープン。
3日目は各種目の準々決勝の試合が行われました。
女子シングルスの奥原希望選手は準々決勝でP・V・シンドゥ選手と対戦。
第1ゲームはシンドゥ選手のパワーに苦しめられ、12-21の大差でゲームを奪われます。
しかし、2ゲーム目以降は調子を上げていいプレーを見せてくれるようになり、そこから大逆転勝利を収めました。
この調子で2016年以来の優勝を勝ち取って欲しいですね！
準決勝の相手は昨年の優勝者、チェン・ユーフェイ選手です。

男子ダブルスは遠藤渡辺ペアがアーサン・セティアワンペアを破り準決勝進出です。
最近の日本勢はこのベテランペアに煮え湯を飲まされていたので、この勝利は非常に喜ばしいですね。
遠藤選手にとっては2016年以来の決勝進出が見えてきています。
準決勝の対戦相手はロシアのイワノフ・ソゾノフペア。遠藤選手にとっては2016年の時に自身の優勝を阻まれた因縁のペアです。ペアが変わった現在、どんな展開、結末を迎えるのか今から楽しみですね！

男子シングルスはリー・ジージア選手がチェン・ロン選手を破って準決勝進出。初登場にしてベスト4進出という快挙を達成しました。
普段はミスが多く、それが原因で負けてしまうこともある彼ですが、今日の彼はいつもと違い、長いラリーもじっくり耐えて高い安定感を誇るチェン・ロン選手に対抗していました。
リスクの高い派手なプレーも時折見せてくれるリー・ジージア選手。この調子でどんどん勝ち進んでいって欲しいです。
準決勝の相手は元世界王者のヴィクター・アクセルセン選手。この試合に続く長身同士の対決となります。

準々決勝で驚異的な盛り上がりを見せたのはミックスダブルス。エリス・スミスペアとタン・チュンマン、テ・インセットペアの試合でした。
試合は序盤から激しい接戦が続きました。どちらも素晴らしい集中力を見せており、非常に厳しい球を難なく処理するハイレベルな試合となりました。
一時はタン・チュンマン、テ・インセットペアがマッチポイントを握るもエリス・スミスペアが踏ん張り、試合はファイナルゲームに突入しました。
ファイナルゲームはこれまでの大激戦が嘘かのようにエリス・スミスペアが圧倒。会場全体の大声援を受けて素晴らしい勝利を収めました。
準決勝の相手はジョルダン・オクタヴィアンティペア。こちらもワン・イルユ、ファン・ドンピンペアに対して逆転勝利を収めて会場を沸かせていました。準決勝の試合がどれくらい盛り上がるか楽しみです。

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